今回ご紹介させていただくのはこちら
「東京出版教育ラボ 大数ゼミ 代数幾何 基礎解析集中 前半テキスト後半テキスト 1995 夏期 計2冊」です。
大数ゼミの講師陣には大学への数学の編集に関わった方々が顔を連ねています。
大学への数学編集長の横戸宏紀氏をはじめ、雲孝夫氏に安田亨氏や伊香匡史氏等がいらっしゃいますね。
では少し講師陣一人ひとりにスポットライトを当てて見ていきましょう。
まずは編集長の横戸宏紀氏からです。
2015年度から前編集長である浦辺理樹氏に代わり、30代という若さで編集長に抜擢されました。
それもそのはず、真の天才と噂され大数編集部の中でも随一の頭脳を持ち
その能力は計り知れないと囁かれているそうです!
そして横戸氏といえばタイトルのネーミングセンスが独特ですね。
たとえばこれ
他にも「座標いつやるの?今月でしょ!」なんてのもあったそうです。
続きましては雲孝夫氏です。
雲孝夫氏といえば駿台や河合塾そしてSEGでも講師をされています。
授業内容はというと、ほんわかした関西弁で問題の大まかな方針や図形的イメージを説明した後に、丁寧に板書し直すというスタイルです。
また授業にテキストやメモすら持参せずにチョークだけ持って教室にくることもあるそうです。
しかし解説では詰まることもなく流れるようでそれでいてわかりやすく丁寧なんだとか!
これは彼の指導方針でもある解法を覚えるのではなく根本原理を理解して、どのような問題でも同じような手順で解く。
そして類題が作れるようになって初めてその問題を理解したと言える。
この二つを見事に体言しているといえるのではないでしょうか!
また大学への数学編集部の條秀彰氏や前編集長の浦辺理樹氏も講師として参戦しています。
條秀彰氏といえば2001年の数学オリンピックで高校3年生の時に銅メダルを獲得されていますね。
また日本屈指のパズラーでもあり2010年の世界パズル選手権に日本代表として参加され、日本は団体2位に、そして個人でも條秀彰氏は3位入賞されています。
それだけでなく世界ナンプレ選手権でも日本代表に選出される等、まさに日本を代表する名パズラーではないでしょうか。
そして忘れてはいけないのがこの人
前編集長の浦辺理樹氏です。
2013年総合教育機関ナチュラル主催の「最高・最強の東大九大数学入試問題分析会」に参加されています。
それでは少し話は逸れますが総合教育機関ナチュラルのご説明をさせていただきます。
総合教育機関ナチュラルとは、高校及び大学等の教育機関への講師派遣や、入試問題作成及び、様々な教育サポート・アドバイザーとして2007年に高橋俊介氏が発足されたものです。
その中で宮崎の高校と縁のあった高橋俊介氏が県の教育機関や保護者の要望に応え
2011年に「難関大学受験専門塾ナチュラル都城校」
2012年に「難関大学受験専門塾ナチュラル宮崎校」を開校されました。
大学への数学の編集に携わり大学入試問題を分析されていた浦辺理樹氏には何か通ずるものがあったのかもしれません。
2017年度の講師陣には本日ご紹介させていただいた横戸宏紀氏をはじめ
浦辺理樹氏・雲孝夫氏・安田亨氏・條秀彰氏だけでなく
他にも坪田三千雄氏や勝又健司氏・堀西彰氏達も参加されています。
来年はどんな講師陣が参加されるのか想像するとわくわくしますね!
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