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今回はこの書籍を紹介させていただきます。
2004年に発行された「今井の英文法入門―代々木ゼミ方式」です。
「今井の英文法入門―代々木ゼミ方式」は1998年に発行された「今井の英文法入門 Part.1、Part.2」を合わせて1冊にまとめられた内容の作りになっています。
著者はタイトルの通り、東進ハイスクールで活躍されている今井宏先生です。
今井宏先生については以前、当ブログでご紹介させていただいた「代ゼミ 英語上級レベル養成講座A組 今井宏」で紹介させていただいていますので興味のある方はぜひ見てみてください。
↓「代ゼミ 英語上級レベル養成講座A組 今井宏」の記事はこちらからどうぞ!↓
では、内容の紹介に入らせていただきます。
こちらは本書の「はじめに」の部分です。
このように本書は難解な文法用語をできるだけ排除し、受験生のつまずきやすい部分を徹底的にわかりやすく解説することに気を付けて書かれており、英文法の入門書としては持って来いといった感じになっています。
今井宏先生は消去法で問題を解くようなゴマカシは絶対にしてほしくない。丁寧に解説をしたから内容を100%理解して、大学に合格するだけのためじゃなく、そのあとも人に教えられるレベルに達してほしいと書かれています。ただ暗記しろではなく完璧に理解できるようにわかりやすく解説しようとしてくれてるのがわかります。
また、丁度アンダーラインが引かれている内容になりますが、本書の特徴は英文法の入門書なので当然わかりやすいものになっているが、読み進めているうちに英文法の最高峰まで到着しているとも書かれています。なので、本書を丁寧に100%理解して読み進めていけば入門書でありながら受験勉強の枠を超えた高度な英文法を理解できるということです。
こちらは目次です。Lesson 1~62までで構成され、ボリューム満点です。
基本的には2ページ1セットになっており、例文とわかりやすい解説という作りになっています。
画像が見にくく申し訳ないのですが、このように例文1に対して解説3という比率になっていてわかりやすく解説しようとしているのが感じ取れます。
ですが、解説に重きをおいているので問題数が少なめですので本書から入門し、理解したうえでほかの参考書で沢山の問題に挑戦していくのが良いようです。
本書は絶版になっていますが、東進版も出ていて、上下2分冊になっています。東進版はボリュームも増え、解説も更にわかりやすくなっています。
ですが、今回紹介した代々木版のほうが1冊でまとまっていて軽快に読み進めれるので入門書としてはこのくらいのほうがいいという声もあるようです。
コンセプトとしては受験勉強の枠を超えて人に教えられるほどに英文法を理解してほしいというものですので、受験生だけでなく社会人の方に読んでもらうのも良いのではないでしょうか?
英文法の入門書をお探しの方はお安く手に入る東進版を読んでみるのはいかがでしょうか?
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