今回は「旺文社 ルールとパターンの英文解釈 1994 伊藤和夫」の紹介です。
著者は以前にこちらで紹介させていただいた伊藤和夫です。
前回の記事はこちらです。
※追記:こちらはプレミアム価格が付いていた逸品でしたが、2018年に「[新版] ルールとパターンの英文解釈」として復刊しまして、価格が大幅に下落してしまいました(^^;)
https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E7%89%88-%E…/…/4327764884
「英文和訳の十番勝負」はまだ復刊されていません。こちらはかなりのプレミアム価格です。
https://www.amazon.co.jp/…/47961900…/ref=la_B004L46BXQ_1_45…
それでは多くの受験生や予備校講師に影響を与え「受験英語の神様」とまで呼ばれる先生の著書の確認していきたいと思います。
この本は元々「旺文社のラジオ講座」で行われた40回の講義から作られたものです。
その為、シンプルな構成になっておりどなたでも入っていきやすいのがこの本の特徴です。この本で先生は「ルール」と「パターン」を頭に入れ、読者に英文を読むときにどこに着目すればよいのかを説いています。そしてそれははしがきの文中にもあるように必要な基本事項は驚くほど少ないと述べています。
こちらがそのパターンの一覧表の一部です。数学に公式があるように英語にも文章の骨子として読み解くものがあるということですね。
では、そのルールやパターンだけを覚えれば完璧かと言われればそうではなく、上記にも「理解することと、身につくことは別」とするように忘れた頃にもう一度学習し、何度でも読み返すことが最も有効な学習方法なのでしょうね。
上記の2枚が本書の問題ないようなのですが文中にルール7を思い出す…、とありますが一覧表に付箋などを貼りすぐに戻れるようにしてみると良さそうですね。本書全体として重要そうなものは頻繁に出てくる傾向にあるようです。
残念ながら本書は絶版になっており、2004年にはオンデマンド版も出たのですが、そちらもプレミア価格になっております。悔やまれる声が多いのでいつか重版されることを切に願います。
この記事へのコメントはありません。