アルク 究極の英語学習法 KHシステム 発展編-ロジカル・リスニング 国井信一/橋本敬子著 2006年発行

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本日も、当社で発掘できた絶版書籍の中から選りすぐりの良著を紹介させていただきます。

今回、紹介させていただく1冊は、2006年発行の比較的新しい書籍となり、受験に必要な英語学習というよりはビジネス英語の語学アップの参考書です。

『アルク 究極の英語学習法 KHシステム 発展編-ロジカル・リスニング 国井信一/橋本敬子著 2006年発行』

中学から英語を学習し何年も英語を勉強してきたのに、ビジネス現場では使いものにならない。日常会話ぐらいは多少できるのに・・・多くの日本人がこうした苦々しい経験をしています。

本書は、そういった人を対象に、同時通訳の訓練に使われる学習メソッドを駆使して、ネイティブスピーカーとのコミュニケーションで通用する実践的な英語力を身につけるための書籍となり、「入門編」につづき発行された「発展編」となります。

ここでまず書籍のタイトルにもある「KHシステム」って何?というのがほとんどの方かと思われます。

当方もこう言った書籍は初めてなもので、KHってなんの略だろうと気になってしまいました。

先にこの「KHシステム」について紹介させていただきますと

元々は、米国の駐在員の方たちを対象とした講座として始まり、10年以上にわたって、 日米両国で現場のニーズに日々直面している方たちからのフィードバックを糧に工夫・改善を重ねて、著者が編み出した英語学習システムです。 必要な場面を乗り切るための便利な英語表現を学ぶといったアプローチから脱皮し、遠回りでも、「瞬時に、しかも正確に英語を聞き取れる」ために不可欠な実戦的英語力の基盤から養成することを目指しています。

実は、同時通訳者として現在も活躍する著者(国井信一/橋本敬子先生)の頭文字をつけてK/Hシステムとされておりました。当初から革命的な英語学習法として絶賛され、同時通訳者だから出来る、同時通訳の訓練法を応用して開発したこのシステムで、シャドーイングやリテンション、スラッシュリーディングなどの複数の学習法を体系的に組み上げたものですが、なかでもシャドーイングの正しいやり方をマスターするこすことに重点を置き、効果のあがる手順をマスターしていきます。目的を大きく「音をつかむ」と「意味をつかむ」に分け、それぞれ「力試し→仕込み→体得」の3段階のトレーニングを行って、音と意味の一体化を図ります。

 

本文の「はじめに」では

  • コミュニケーション力
  • 話の組み立て

の重要性に触れております。英語で効果的にコミュニケーション出来るために、英語文化での話の組み立てを知り、感覚を持つことによりメリハリのある聞き取りが出来、さらに英語圏の人に分かってもらいやすい話し方が出来るとされております。

それでは、早速本書を見ていきたいと思います。

まずは目次から

本書はPART1/PART2という構成になっております。

PART1では、本書を用いて基本的な話しの組み立てを学びます。コミュニケーションに重要とされる

  • 基本形
  • 挿入形
  • フィードバック形

こちらを学習することにより、「あ、少し話が入ってきやすい」「少し英語で話しやすい」という感覚が伝わればと思います。

PART2では、付属のCDに収録されている体得サンプルや実戦編で、感覚の強化を目指す形となります。

 

では、実際にどのように学習をすすめるのか!

  1. 音とリズム感覚を作り込む
  2. 英語の意味のつかみ方のフォームを作りこむ
  3. 作りこんだ音の感覚と意味のつかみ方のフォームを一体化する

以上のステップを英文一文ごとに学習することで、英語の音と意味の基盤を繰り返し学んでいきます。

例文を具体的に見させていただくと


you have to have an administrative ability or an organizational ability so that you can sort things out to actually implement what it is you know has to happen.

訳「二つ目は、管理能力、組織運用能力を持っていて、やるべきだと信じていることを実際に実現するために事を動かせなければならない。」

え~っと、つまり・・・もうちょっと具体的に言ってくれないかな・・・


日本語に訳した部分だけではちょっと伝わりづらいので、実際には聞き手に理解してもらうには、は赤字の部分が重要となってきます。

「なぜそんなことを言うのか・・・」を聞き手に説明することにより、聞き手に「なるほどね!」と自分の言いたいことを納得してもらうことが重要とされます。

この辺りが「英語の意味のつかみ方のフォーム」となります。

日本人にはこの「つかみ方のフォーム」が重要だということです。

 

ところで、例文を和訳サイトで訳すとどうなるか。試してみました。

似てる内容ですが・・・なんだか分かりにくいのが現実でした。

また、リスニングCDでより実戦的な英会話に挑みます。

CDの内容は実際に試しておりませんので、コメントは控えさせていただいます。もちろん書籍に沿って学習できるようになっておりますので、最初は書籍を確認しながら、リスニングできます。

本書を利用された熱心な方々のコメントがありましたので、少し紹介させていただきます。

英文を聞くとき、一文単位ではわかるのに、トピック丸ごとになると要点がわからなくなってくるのは構文の理解と語彙不足が原因かと思っていました。でも日本語とは違う話の展開方法を知らないことも原因だったのですね。これを学んで聴きこむことでリスニング力の向上が期待できそうです。(略)今後この教材をこなした自分がどこまで伸びるのか、とても楽しみです

“英語はどの様な構造で展開されるのか”に絞られているため、明らかに初心者向けではない。相当な英語力を要求される学習書。ぜひ店頭で内容確認を。私の場合(トーイック930、通訳関連資格保有)大体1ヶ月を目安に終わらせる計画を立てた。既存の国内の学習書では自分のレベルに合っているものが見つからず、最近では洋書を漁っている人向け。帯の宣伝文句にトーイック900うんぬんという文言があるが、もうそれは外してはいかがかと思う。正直そのレベルをはるかに超えている内容だから。

こちらの書籍には、「はじめてのKHシステム」「入門編」という書籍があり、こらからKHシステムを学習したいという方はこちらの2冊から始めることをお勧めします。いきなり発展編から学習するのは少し無謀かもしれません。また入門編についてもある程度の英会話が出来ることを想定しておられますので、

高校レベルの単語力や文法力はしっかりある。しかも、TOEICテストでいえば550点程度は取れる。なのに「解っている言葉なのになぜ聞き取れない」や 「ビジネス英会話が苦手で・・・」という方には是非とも学んでいただきたい書籍です。

今回は国井信一/橋本敬子先生の『究極の英語学習法 KHシステム 発展編-ロジカル・リスニング』を紹介させていただきましたが、これからも当社で発掘できた選りすぐりの良著を紹介していきたいと思います。

次回更新もどうぞお楽しみに!

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