本日は「大学入試 1問1答 英文法初級問題集 ’91 山田弘」の紹介です。
急所・・・物事の要所、肝心要な部分がよくわかる本と書かれていますが一体どういうことなのでしょうか?
それは、「要点のみ簡潔にまとめてあり全て的を射ている解説」が評判になっていました。
英語が苦手な方に理解してもらうため、できるだけ簡潔に伝えるにはどうすればいいかを求めた著書になっているようです。
本書の著者は山田弘先生です。
授業はというと生徒をけちょんけちょんに貶すスタイルで生徒さんからの好き嫌いが激しい先生だったようです。
「庶民のみなさん、こんにちは。山田尊師です。」や「下々の諸君、では、さようなら。」等と毎回挨拶されていたようです(笑)
貶されながらも授業にでると決まって「授業に出てよかった」というふうになるのは「山田弘先生の独特の世界観の授業」を行っているからなのでしょうか。
そんな山田弘先生は本書に「山田の本はよかったなと思い返してくれることがあったら、僕にとってはそれだけでこの本を書いた意味があったというものです。」とか書かれていることから、罵倒も全て愛ゆえからなのだと思いました。
目次や解説を見てみますと、先述の通りかなり簡潔に書かれています。
また、内容も中学生レベルのものから始まっており、本当に1からやり直したい!という方には最適な内容です。
英語が苦手な人でも入りやすく、何度も繰り返しているうちに気がつけばレベルアップしていたというレビューも散見されました。
同シリーズに「英文法中級問題集」「英文法決戦問題集」がありますが、参考書レベルで詳しいものになっており、語呂合わせがふんだんに使われており覚えやすいと評判です。
絶版状態が続いていますが、英語が苦手な人はとても役に立つ良書となっていますので探してみる価値はありそうです!
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