本日は「旺文社 なべつぐの思い出のあすなろ戦士 渡辺次男」
をご紹介させていただきます!
著者は以前にも当ブログでご紹介させていただきました渡辺次男先生(以下なべつぐ先生)です。
「なべつぐ」といえば「あすなろ」ですね。
1985年の初版発行ですが、その当時すでに30年以上の予備校講師歴があるなべつぐ先生。
本書はそんな30年の経験の中で思い出に残る生徒さんが紹介されています。
目次をみるだけでも
・ピーナッツを半分食べ落としたE君
・異性との愛に溺れたH君
・八月になって本気出始めたK君
・入試を前に新聞配達をやれと言われたV君
・新興宗教を信じていたX君
など、とても興味深い内容ですね!個性豊かな大学受験生がなべつぐ先生流に紹介されています。
それぞれ違った難山を乗り越えたてきた数々の受験生を見て「人類に対する希望」を感じたなべつぐ先生。随所に先生の人柄が滲み出ています。
当ブログは【大学受験絶版参考書博物館】になりますが、本書の内容はこれまでに紹介してきた問題などが掲載される様な一般的な大学受験参考書ではありません。
ですが、当時本書を見て掲載されている受験生を自分に置き換えたり、勉強法の参考にしたり、「自分は登場人物よりはマシな境遇だ」と思いがんばった!
なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう考えると、これは立派な大学受験の参考書ですよね。
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