初めて当ブログにお越しくださった方、はじめまして。
いつもお越し下さっている皆さま、いつもありがとうございます。
本日は、「草思社 メキメキ力がつく受験英語の集中講座 1987 宮崎尊」を紹介いたします。
1987年の11月に発行された今著。デザインもいかにも80年代。
色もオレンジと黒の2色しか使用されていないんですが、それを感じさせません。
いいデザインですね。尊先生のフルショット(全身)がインパクト抜群です。
ファッションからも感じ取れますが、この年代は独特な空気感がありますね。
先週も当ブログでも宮崎尊先生の別著を紹介させていただいております。偶然にも宮崎先生推しが続きましたが、こちらもいい参考書ですので合わせてご覧ください!
さて、現在のお姿はというと
2017年2月の東進タイムズより近影をお借りいたしました。
表紙では、○天堂の赤いオーバーオールの似合う超有名キャラに似てるなあ。と感じさせるイメージでしたが、おしゃれなネクタイに渋いグレーのスーツを着こなすロマンスグレーですね。素敵です。
さて、いよいよ内容の紹介に移ります。
冒頭にまえがき的な尊先生のお書きになったと思われるコミックが掲載されています。面白い内容だったので、掲載させていただきます。実は、ここの部分に惹かれてどんどん読み進めた結果、今回紹介することを決めたんですよ。
それでは、どうぞ。
最後の大ゴマ。迫力満点ですよね。「そういうことは、この本を読んでから言え!」導入としては、最高の演出だと思います。内容に対して、興味が大きくそそられました。
そして、読み進めると「前置詞をマスターする」の導入へ。ここで面白くも「なるほど」という面白いエピソードが掲載されていました。こちらも画像でどうぞ!
日本人ですら、整理しながら読まないと混乱してきますよね。
「が」が「は」の助詞について読んでこんなにおもしろいと感じたのは初めてでした。外人の人の間違いを当事者視点で「なぜそういう間違いになるのか?」が解ると面白い!ってなりました。
ここの設問で、日本語の前置詞「の」を英語に置き換えることがとても楽しかった。
答えと解説のプロセスが理解度を高め、知る「喜び」を感じました。
ofとoffの語源については、この次の画像を御覧ください。
いよいよ問題の解答ですが、その違いの解説を理解でき、「の」の違いが理解できている自分を感じることができるはずできませんか?
全ての設問が「の」を置き換えるものでしたが、興味がそそられる内容に語り口が軽妙で、知らないうちに「もっと知りたい!」となっている自分に気づきました。
英語の本質(核)を分かり易く、丁寧に教えてくれる参考書と評判の今著。
大学生や社会人が英語を再学習するためにも十分使える一冊。という評価もうなずけます。絶版が惜しまれますが、また良著に出会えて良かったと思える1冊でした。
最後までお読みくださってありがとうございました!
定期的に更新し、読者のみなさまへ良著をどんどん紹介していきたいとスタッフ一同、良著を発掘しております。次回更新も是非お楽しみに!
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