東進 化学 良問精選IB・II (ハイクラス編) 二見太郎

本日紹介するのは

東進 化学 良問精選IB・II (ハイクラス編) 」です。

著者は二見太郎先生です。


著者の二見太郎先生は元代々木ゼミナール現東進ハイスクール化学科講師として有名です。

紹介するにあたって名前を入力するだけで数々のサイトがヒットし、紹介文も多数ありました。

その中で私の目に飛び込んで来た紹介文を引用して紹介いたします。

東京大学理科三類から医学部医学科卒業。大手予備校の化学科講師を歴任(衛星放送授業も担当)。理論を駆使して暗記量を極力減らし,また複雑な計算問題でも電卓を使わず黒板上ですべての概算をするという「極めて実戦的な授業」に定評がある。現在は自らインターネット予備校「二見総研」を主宰している。趣味は旅行(昔は国内の鉄道旅行,最近はパリの街歩き)。

白衣を着て授業を行うこともある。独特の化学計算テクニックを持つ。基礎レベルの講座から東大レベルまで幅広く担当しているが、いずれも「入試本番」を見据えた実践的な授業を展開する。板書にはたくさんの色のチョークを使用。近年数学の参考書も執筆した。

白衣で授業とはまた独特な講師ですね・・・。

何回かこちらの記事等で紹介させていただいてます中嶋寛先生も独特な講師の方でした。

代ゼミ 生物 重要テーマの攻略53 改訂版 中嶋寛

代ゼミ 生物 合否決定問題攻略26 改訂版 中嶋寛

理系の講師の方は印象深い講師が多く、学びが楽しく行えそうでいいですね。

一度教わった授業内容は忘れることが出来なさそうです。


そして、二見太郎先生は、今回紹介する書籍以外にも、多数の書籍を出版してます。

『一目でわかる化学ハンドブック』(1998, ナガセ)
『化学良問精選IB・II(ハイクラス編)』 (1999, ナガセ)
『化学良問精選IB・II(無機化学・有機化学編)』(1999, ナガセ)
『化学良問精選IB・II(理論化学編)』(1999, ナガセ)
『二見の化学問題集―化学I・II(無機・有機化学編)』(2004, ナガセ)
『二見の化学問題集―化学I・II(ハイクラス編)』(2004, ナガセ)
『早わかり化学I―二見太郎の超基礎理科塾』(2005, 学研)
『二見のパーフェクト演習 新 数学I・A 新課程版 大学合格ドリームチーム選書』 (2003, 栄光)

化学を勉強する人にはおなじみのタイトルがずらりと並んでます。

こちらで二見太郎先生講義テキストや、参考書をチェックできます。

機会がありましたら是非他の書籍も紹介させて頂きたいです。


本題の書籍紹介をさせていただきます。

  • 東進 化学 良問精選IB・II (ハイクラス編) 二見太郎
  • 単行本: 88ページ
  • 出版社: ナガセ (1999/11)
  • 発売日: 1999/11

参考書としては88ページと、薄めで持ち歩きやすい印象がありますね。

特に受験生等電車で通学する事が多い学生さんには軽くて気軽に開くことが出来る本書は重宝されていたと思います。

真のハイクラス化学、ここに誕生す

はしがきにて書かれておりますこの見出し文、本書のレベルの高さを表現するぴったりな一文ですね。

基礎わかりやすさ、等は別でやってくれといわんばかりの熱意が伝わってきます。

そして、はしがきの最後に書かれている

以上、健闘を祈る。

二見先生の強い意志熱意、そして願いが全て籠められた非常に沁みる一言です。

やってやろう成功させてやろう、と読み手の中に渦火が興りますね。


目次にやってきました。

第1章から第10章で構成されており、最後の10章ではトップレベルオリジナル問題演習が出されてます。

別冊で解答解説があるので、詰まってしまってもこちらを参考にして解くことが出来ます。

それでは、実際のページを見てみましょう。

第1章 化学結合、結晶 では穴埋め式にて問題が出されております。

第2章 気体、溶液 では問題形式が変わり、文章からの問題になっていますね。

問題方式の多様化で読み手のパターン化を防ぎ、どのようなテストでも対応できる基礎能力がつくのが予想出来ますね。

私はと言うと文章を完成に導くことが楽しいので穴埋め式が一番好きではあります笑

全て埋まった時はとても気持ちがいいですね。


最後に、巻末見開き部分にて著者紹介がございます。

 

ハイレベル層の受験生以外にも、ベーシックな講座でも高い人気があるのが、教えの上手さ関心の引き出し方がとても上手なことが安易に想像できます。

笑顔の裏に熱意が篭る素敵な先生で、今回調べて書かせていただきましたがとても楽しく調べることが出来ました!


 

今回は「東進 化学 良問精選IB・II (ハイクラス編)」を紹介致しました。

過去に紹介しております「化学」の記事も是非一読下さい!

駿台文庫 大学入試 新理系の化学(下) 石川正明 1990

代ゼミ 化学(有機)有機化学 1982 大西憲昇

最後まで御覧頂き、ありがとうございます。

今回は化学の分野で二見太郎先生の記事を書かせていただき、大変楽しかったです。

次回はどんな参考書にめぐり合うことが出来るのか、

そしてそれをどのように書かせていただくか今から楽しみにしておりますので、

是非次回もお付き合いください!

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