本日は「有限会社みき社 地上最強の英文読解 横山雅彦のロジカルリーディング全伝-横山雅彦」を紹介いたします。
著者は横山雅彦先生です。
横山先生のロジカルリーディングと聞いてこちらを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
すでに絶版となっていますが「横山ロジカルリーディング講義の実況中継」シリーズが有名ですね!
そもそもロジカルリーディングとはどのような考え方なのでしょう?
1991年に初めて横山先生が教壇に立って以来、試行錯誤の末に完成させた1つの体系です。
ロジカルリーディングは公開され始めたころには、講座は常に満席ですぐに締め切られてしまう幻の講座でした。
ではロジカルリーディングのロジカル、つまりロジックとはどういう意味なのでしょうか。
ロジックを日本語に訳すと「論理的読解」
公用語が英語圏内の人たちが普段無意識に行っている「心の習慣」ともいえる思考法
読み・書き・聞き・話す時の根本にあるもの
すなわち英語圏内の人たちの無意識かでの思考がロジックなのです。
そしてそのロジックを英文読解に利用する
これがロジカルリーディングの肝になる部分ですね。
また英語の「ロジック」をもっともわかりやすくしたものが。ディベートで用いられる「三角ロジック」であり、ロジカルリーディングはそれを英文読解に応用したものです。
今回ご紹介するロジカルリーディング 地上最強の英文読解 横山雅彦のロジカルリーディング全伝でも
初伝の第一講で登場していますね!
そしてその初伝と中伝でロジカルリーディングの型ともいえる理論を学び奥伝・免許皆伝で何度も繰り返し解法を学び習得する。
それが習得できた時には英語圏内の人たちと同じロジックになっている。
これがロジカルリーディングなのです。
ここでロジカルリーディングからは少し逸れますが
そして中にはご存知の方もいらっしゃるとは思いますが
論理という言葉についてお話させて頂きます。
少々お付き合い下さい。
そもそも「論理」という言葉は日本にはありませんでした。
明治維新により西洋文化を積極的に取り入れ、文明開化を推進させる中で西洋論理学の移入が行われ、明治前期の1876年にイギリス出身のスタンレー・ジェボンズ著の「Logic」が出版され絶大の注目をあびました。
明治12年から明治23年の間に戸田鉄堂・桑田親五・和田萬吉の三名の手によって翻訳されています。
そんな中、明治時代に日本が近代化するにあたって
「Logic」の訳語として出来た言葉が「論理」なのです。
それでは話を戻しましょう。
ロジカルリーディングでは英語圏内の人たちのロジック(論理)を使って英文読解を行うのですが
この論理を習得して応用できれば英語以外の勉強にも活用できるように思います。
しっかりとした「構造=型」で組み立て妥当性のある考えを導くことができる能力
この能力があれば効率よく学びたいことが身に付くのではないでしょうか。
そしてこれは受験が終わった後の人生でもきっと役に立つはずです!
最後までお付き合い、ありがとうございました!
地上最強の英文読解 横山雅彦のロジカルリーディング全伝2015-横山雅彦を紹介させていただきました。次回、更新もお楽しみに!
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