進学研究社河合塾 図形問題のすべて 1986 木村邦五郎

今回紹介するのは「図形問題のすべて」です。

cimg0876_r

著者は木村邦五郎先生になります。


木村邦五郎さんは「河合塾の数学に木村あり」とうたわれる先生です。

想切丁寧な授業によって当時人気はすごかったのだと思われます。

cimg0878_r

また将棋や切手収集等の趣味もお持ちで、特に将棋は九段のプロ相手に2枚落ちで勝利した事もある程の腕前だそうです。


cimg0879_rcimg0880_r

はしがきには今の自分の実力に応じてどの部分を集中的にすればよいのか書かれています。

これにより実力以上の問題に取り掛かってしまった結果、難しすぎるからとこの本が使われなくなる事はなさそうですね。

cimg0882_r

実際の問題を見てみても、問題を解く上での考え方やポイントが載っている範例がある為これを参考にし考え方を理解してから実際の問題を解く事ができます。


cimg0884_r

日常の勉強が大切で、更にはその時の問題選びについても書かれています。

「問題の選び方は極度に難解なものはさけ、自分がやや難と思われる程度のもので練習する事が効果的である」

極度に難解なものは解くキッカケすら思いつかず、簡単なものはもう出来るのだからこれ以上何回も解く必要ない。といった感じでしょうか。

 


083

私が受験生の頃は問題集を解いた際、自信のある問題には問題番号に「×」を、間違った・解けなかった問題には「○」を、解けはしたが自信のない問題には「△」をつけていました。

これは次に同じ問題集を使った際に×印の問題は自信を持って解答し正解しているので次回はする必要がない問題、○と△は自分の実力より上の問題である為繰り返し解きその問題番号に×をつけれるようにしなければいけない問題である。

全ての問題に×がついてはじめてその問題集は完了する。

といったように皆それぞれがそれぞれに工夫し受験を乗り切っているのだと思います。

 

 

昔の参考書やテキストを見返してみると当時の工夫や苦労を思い出し懐かしく思えるかもしれませんね。

 

関連記事

  1. 旺文社 大学入試3800語 英語基本単語集 豆単 8訂版 1982 赤尾好夫

  2. 北星堂書店「官立大学入学試験英語問題選集」 西崎一郎編

  3. 瀬下英語入門講義の実況中継 上

  4. 祥伝社 奇跡の共通一次数学 どこが出るか、どう解くか 1982 入江伸

  5. 正林書院 親切な物理Ⅰ 基礎編 渡辺久夫著書 1978年発行

  6. 入試数学を3分で解く 坂本式 数学即解のテクニック(月刊医歯薬進学9月号別冊) 2006 坂本龍

  7. 代々木ライブラリー 小倉の入試英語オンパレード 1996 小倉弘

  8. 洛陽社 くわしい日本史の新研究 1989 安田元久

  9. アルク 究極の英語学習法 KHシステム 発展編-ロジカル・リスニング 国井信一/橋本敬子著 2006…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

サイト紹介

絶版参考書博物館

主に大学受験の参考書や問題集、教材で絶版となった書籍を紹介しています。王道からマニアックな参考書まで毎週、著者や内容、時代背景とともに紹介します。

カテゴリー

カレンダー

2016年9月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930 

月別アーカイブ

運営サイト紹介

PAGE TOP