本日紹介するのは「駿台 センター数学パーフェクト講座 1996冬期」です。
講師は小林隆章先生です。
小林隆章先生は名前の間をとって「コバタカ」の愛称で親しまれています。
そして、雲幸一郎先生や森茂樹先生など共に難関大志望の受験生から広く支持されています。
また、質の高さで知られる「数学XS」や「東大理系数学」のテキストも手掛けられています。
講義は一つの問題をつきつめて考えることを大事にされています。そのため解答解説を行うだけでなく、着眼点やアプローチ、解法のポイントなど隅々まで徹底的に解説を行い非常に密度の高い授業となっています。
その一方で中級者・初級者向けの講義も持っており、幅広い層から人気の講師となっています。
小林先生の板書は非常にカラフルで、そして速く・大量となっています。
基本事項から発展まであらゆるものを板書しており、「分からないところはとにかく板書しておいて後で復習しなさい」ともおっしゃっています。
重要事項によって色分けされており、特に円やグラフを書く際は非常に綺麗です。
それでいてスピードも速いため、ノートに書き写そうとこちらも丁寧に書いていると置いて行かれることもしばしば。
ただ単にそのまま板書を丸写ししただけでも、内容・見栄えともに完成されたノートが出来上がる。
昔は全てを板書していたそうですが、ついてこれない生徒が多かったため最近では補助プリント配ることで対応してします。
写真にもあるように、基礎~標準レベルの講座では基本的に「サブノート」と呼ばれる解答集が用意されています。
受験勉強は板書をノートに書き写し、綺麗なノートを作って満足しがちですが、それをつかっての復習が重要となってきます。
小林先生のテキストはノート付きのものが数多くヤフーオークションにて出品されていますので板書が気になる方も一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
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