本日紹介させていただく参考書はこちらになります。
研文書院 解法のパターン 数学公式集です。
研文書院の参考書はこれまでに「大学への日本史」と「大学への世界史」を紹介させていただきました。
今回は「大学への数学(黒大数)」で名を馳せた研文書院らしい数学の参考書です。
著者は三瀬茂利氏です。
はしがき部分に
“「数学は暗記学科でなく理解する学科であるとよくいわれる。」
一方では、「数学こそは高度な記憶を必要とする学問である」もいわれる。
ほんとうはどちらなのだろうかとと疑問をいだく。
しかし、どちらもほんとうのことだろうといえる。”
そうなんです、両方やらなきゃいけないのが数学のつらいところなんです。
「公式・定理」は覚えるだけじゃダメ、さまざまなそれらを組み合わせるなど活用して問題を解決しようという「解法のパターン」を纏めたのがこの公式集です。
で、その本書の中身はというと…
「0の発見!」というワードを見つけました。
以前紹介させていただいた赤摂也さんの参考書の記事でも触れた吉田洋一さんの数学書のベストセラー「零の発見」(岩波新書)ではないですか!
ちなみに0の概念が発見されたのはインドだそうです。
インド+数学と言えば…誰しもラマヌジャンだと思いますが、現在そんなラマヌジャンを題材にした映画「奇蹟がくれた数式」が全国公開中なっていますね。
もう少しだけ内容を見てみると、この数字の少なさ…
なんで数学の問題に英語が…といって気絶した漫画がありましたね。たしか「魁!!○塾」だったと思います。
でもこれだけ覚えれば、確かに「果てしなき数学への挑戦がこころよく続けていけることのなるのであろう」という感覚になれそうです。
今回は、そんな数学のガイドブックになってくれそうな参考書「研文書院 解法のパターン 数学公式集」を紹介させていただきました。
この記事へのコメントはありません。