今回の紹介させていただくのは「SEG出版 大学入試数学思考回路100講・3」です。
以前にご紹介させていただいた「入試数学闘う50題’94-’01」同様
こちらもSEG出版の参考書となります。
内容は「基礎(考えるためのソフトウェア[プログラム])を脳に焼きつける」ことを方針にされています。
自分の脳の中でソフトウェアを育てるという言い回しはSEGならではですね!
本書は全3巻のシリーズものになっており、人気のため全て絶版状態で大変入手しづらいものになっています。
米谷達也先生も講師をされていたSEGの
読み方なのですが「セグ」と読む方もいらっしゃいますが
正しくそのまま「エスイージー」と読むそうです。
正式名称は「Scientific Education Group」
SEGはその略で科学的教育グループという意味です。
「心に広がる数学の世界を!」をスローガンとして1981年に創立された予備校です。
特徴としては学校の授業を前提としておらずゼロからの講義で
授業内で教科書の内容を理解させ上位クラスでは
大学教養課程や専門レベルまで踏み込んだ説明も行うようです。
人にも色々特徴があるように予備校によって色々特徴があるのですね。
米谷達也先生については以前に少し紹介させていただきましたが、代々木ゼミナール講師からSEG講師を務め、現在ではSEGを退職され、2010年に論理教育の改革のため一般社団法人日本論理検定協会の理事に就任されているそうです。
その他、大学受験予備校プリパス代表、高等学校非常勤講師、辰已法律研究所講師、さなる予備校@will講師、日本論理教育学会理事。『理系への数学』(現代数学社)執筆者、『数学入試問題正解』(聖文新社)解説委員など様々な方面で活躍されています。
特にプリパスでは、
・智恵の館:東大受験の指導,難関大受験の指導,自主学習のサポート
・数理哲人:学習貴族!?になるための指導
・算数仮面:中学受験算数の指導
などなど小学生~高校生まで様々な対象に向けた指導をしています。
数理哲人や算数仮面ではこんな格好で講義をしているようですよ。
数理哲人名義で執筆している「闘う」数学シリーズも有名ですね。
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