本日紹介する書籍は
坂本龍先生著の「入試数学を3分で解く 坂本式 数学即解のテクニック(月刊医歯薬進学9月号別冊)」です。
まずは簡単に、坂本先生のご紹介から始めたいと思います。
本名:安本肇
東京大学教育学部卒。
高校時代に英語12点、生物7点、世界史13点だった坂本先生ですが、広島大学、名古屋工業大学、東京大学、京都大学、東北大学に合格。
その受験勉強のなかで、<解法を暗記し、計算するだけ>の従来の数学に疑問を抱き、<当たり前だと思って即答できる>『坂本式数学』を創出。
偏差値50から偏差値70超になった生徒を輩出する。
=著書=
本名の安本肇名義を始めとして、坂本龍名義でも多数の著書があります。
○合格王のだれでもできる数学解答術 基礎解析編 (安本肇)
○合格王のミラクル数学〈微分・積分編〉―計算せずに入試で大差をつける数学(安本肇)
○センター数学で大逆転できる本(坂本龍)
○3分で解く!センター数学2・B(坂本龍)
○小学生が東大生に勝つ算数(坂本龍)等
今回紹介する書籍は、2006年9月15日発行 月刊医歯薬進学9月号別冊です。
まずは表表紙の<< 3分 >>という赤文字に目が留まりますね。
いわゆるカップラーメンが出来上がるまでのわずかな時間。
あんな短い時間に、入試数学を解く…そんなことが可能なのでしょうか。
さらに驚かされるのは、その下に書かれた吹き出し文字!
———————-
計算不要
中学的解法で
OK!
———————-
入試数学を解くのに、計算は不要?!
書籍を開く前から、すでに頭が????です。
タイトルには圧倒されてしまいますが、尻込みせずに、とにかく中を読み進めていきましょう。
制限時間が設けられていますね….
ますます背筋がピシッとなります。
「問題を理解する時間+3分以内」で解答できる。
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入試数学はスピード勝負です!
この本を読めば何が変わるのか。
☆計算が数十倍速くなる
☆完答できるようになる
☆公式・解法を忘れなくなる
受験生にとっては夢のような話じゃありませんか。
タイトルには圧倒されたものの、本を読み終わった後の自分を想像すると
なんだかワクワクしてきませんか。
さっ!より詳しく内容を見ていきましょう。
多種多様な問題に対して、即解のポイントと、解法までに要する時間が的確に示されています。
参考書というものは、じっくりと読み解いていくというイメージがありますが、
この書籍では、常に“時間”が意識されています。
とはいえ、「坂本式の考え方」が明確に記されているため、ただ迫りくる時間にとらわれるのではなく、
タイムトライアルのゲームをしているような感覚で入試数学に臨む姿勢が生まれる、、そんな印象を受けました。
難問さえも暗算で解くべく、時にはゴロ合わせで公式を覚えてしまいましょう。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
相当数の問題とそれぞれに焦点を当てた明確な解法が掲載されているため、
読み終わったころには、かなりの自信と応用力が付いているはず!!
どんな問題に出くわしたとしても、焦ることなく最速の方法で解答を導き出すことができるでしょう。
冒頭で紹介した坂本先生(安本先生)の著書のタイトルをご覧頂ければお気づきかと思いますが、
「だれでもできる…」「計算せずに…」「東大生に勝つ…」といった
今までの勉強方法や数学に対する考え方を覆されるような言葉の数々が並んでいますよね。
初めは半信半疑かもしれませんが、この本を読み終わる頃には、
『坂本式数学』の素晴らしさに感動し、今までの考え方を覆されたことに感謝するかも…しれません。
『偏差値40⇒70』
うなぎ登り間違いなしです!
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