今回は「秋山仁 数学の計算回避のしかた|発見的教授法による数学シリーズ 別巻2 」を紹介します。
現在、東京理科大学教授を務める秋山仁先生
当時は駿台予備校で講師をしていました。
発見的教授法による数学シリーズは、従来の単元別学習「縦割り学習」とは一線を画した、発想別学習「横割り学習」を提唱したものでした。
発見的教授法シリーズは全7巻で、
・数学の証明のしかた (発見的教授法による数学シリーズ1)
・数学の技巧的な解きかた (発見的教授法による数学シリーズ2)
・数学の発想のしかた (発見的教授法による数学シリーズ3)
・数学の視覚的な解きかた (発見的教授法による数学シリーズ4)
・立体のとらえかた (発見的教授法による数学シリーズ5)
・1次変換のしくみ -線形代数へのウォーミングアップ(発見的教授法による数学シリーズ別巻1)
・数学の計算回避のしかた(発見的教授法による数学シリーズ別巻2)
がありました。
そして、特にこの「数学の計算回避のしかた」が最もレア度が高く、高価だったのですが……
なんと、2014年に森北出版から復刊されてしまいました!!
ということで、この年を境に、
相場急降下!!となってしまいました。
全て揃えていた方からしたら、なんで!?となってしまいますよね。
でも、今まで高価で揃えられなかった人にとっては、
ヨッシャ!!といった感じでしょうか?
ただ、復刻版も平均で見ると1冊2000円以上はするので、全て揃えようとすると14000円以上にはなりますよ。
ということで、残念ながら?復刊されてしまい絶版参考書としての価値はなくなってしまった発見的教授法シリーズですが、各書籍のアマゾンレビューは上々で、内容は今でも色あせないようです。(問題傾向やレベルが現在とは合っていない部分もあるので、その点は注意が必要です。)
また、当社での買取価格も絶版時には1000~2000円以上保証だったのですが、現在は保証無しになっております。←これは残念ながらですね(^_^;)
「数学講義の実況中継」の紹介ページもあります。
こちらは現在でも絶版ですね。
この記事へのコメントはありません。