今回は「小学かんたん新書 〇✕クイズで算数クリアー」を紹介したいと思います。
こちらの書籍は株式会社「文理」から出版されています。
文理は小・中・高校生向けの学習図書をメインに出版している会社です。
取り扱い商品の一覧を見てみると、幼児教育にも力をいれているようです。
「脳の9割は6歳までに作られる」といわれているように、幼児期の学習は大きな価値があります。
性格や能力といった部分も6歳までに形成されるともいわれ、6歳までであればどんな才能も開花させることができるという話もあります。
そんな幼児期に学習に興味を持たせることができるならいいですよね。
私は勉強は嫌いでしたが、親が絵本の読み聞かせをしてくれていたり読書が好きだったこともあり子供の頃から本を読むことは好きでした。
勉強は…一度苦手意識を持ってしまうとどうしてもダメで、勉強しなさいと言われると苦痛に感じる方が強くなりましたね。
もしも幼児期に楽しみながら勉強するといった体験があればもう少し違ったのかな?と思ったりします。
興味を持って色々な知識を吸収していくという点で、幼児期の教育はとても大切なんだと思います。
だからでしょうか、文理から出版されている幼少期向けの書籍はデザインのかわいいもの、カラフルなものが多く並んでいるように思います。
デザインや色で子供の興味を持たせることができればそれをきっかけにできるかもしれませんね。
さて、それでは本書の中身についてふれていきましょう。
冒頭にあるように「勉強」と思ってするのではなく、かたの力をぬいて算数を楽しむのもありだと思います。
昔からクイズ番組が途切れることなく放送されつづけているのも、昨今ではいわゆる高学歴者が回答者として出演が多いのも、勉強は苦手でもクイズ形式なら視聴者も楽しめますし正解すると嬉しくなったり、家族で挑戦して正解できれば自慢になったりということもあるのだと思います。
こちらの本はそんな〇✕クイズ形式で楽しみながら問題を解く楽しさにふれてもらいたいという1冊です。
ただの〇✕クイズ形式というだけでなくさらに、1次予選、2次予選、3次予選、準決勝、決勝に分類されていて、1次予選で指定の問題数をクリアーできなければ2次予選に挑戦できなかったり、もしクリアーできなければ敗者復活戦に挑戦しクリアーしなくてはいけないなど楽しく進められるでしょう。
本書には問題だけでなく、ワンポイントも掲載されているのできちんと知識も吸収できるでしょう。
個人的な意見かもしれませんが、〇✕クイズだと間違った場合50%の確率を外した事になるので悔しく感じて間違った理由を理解しようとするように思います。そうして自分から理解しようとした問題は覚えていることが多くなりますね。
子供の頃は「勉強ができなくても何とかなる」とか「勉強ができたって将来の役に立つとは限らない」なんて思っていましたが、大人になって思うのは「選択肢は確実に増える」ということですね。自分のやりたいことや学びたいことがあったときに「基礎知識」の量は大きく影響すると思います。下地がしっかりできていれば知識の吸収も理解力も格段に伸びると思います。
勉強の進め方や理解の仕方や覚え方は人それぞれだと思いますが、幼少期の苦手意識は無い方が絶対に良いと思いますのでこちらの本を手にする機会があれば楽しみながら勉強できる本として活用してみてはいかがでしょうか?
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