本日は「 長井の数学バイブル代数幾何、微積分’92」の紹介です。
代数・幾何と微積分の2冊になります。
著者は長井敏弘先生です。
長井先生は、元代々木ゼミナール講師で、現在は総合受験専門塾「長井ゼミ」を主催。また、「医療法人ハンス」理事長として医師としても活躍されています。「広島テレビ 『テレビ派』」に2008年からレギュラー生出演するたな多彩な方面で活躍されています。
さて、「数学バイブル代数幾何微積分」の内容ですが、
はじめに数学を好きになる必要なんてない!問題が解けた感動も些細なものだ!
とあります。これには驚きました。
大学へ合格できれば、点数が取れればそれでいいと堂々と言っている参考書は少ないのではないでしょうか。
受験数学の撃退法を伝授します。と言っていますね。
いくら受験数学とはいえ基礎となる部分は重要です。
受験数学だからこそ重要なのかもしれません。
基礎をすっ飛ばしても簡単に点が取れるようになる方法を教えてくれるといった甘い参考書というわけではなさそうですね。
基礎が出来る様になればいよいよ本題となってきます。
・入試頻出パターンを理解し、覚えよ
・典型問題を理解し、覚えよ
・思考力を鍛錬せよ
・数学的センス・数学的カンを養え
・できるだけ答えを予想せよ
といった事が書かれています。
問題を解く上でのテクニックの一つですね。
更にはこんな事も書かれています。
人の集中力持続時間は90分だとか、短いものは15分が限界だという説があります。
勉強だけでなくリフレッシュも大切だという事まで書かれていますね。
こういった問題の解き方以外のところを教えてくれる参考書は多くはない気がします。
さて実際の問題を見てみると・・・
他の参考書と比べると問題文に違いが見られます。
問題を解くヒントの様な、考え方のヒント様なものが問題文に入っているので、
スタートしやすいですね。
私が思うに受験数学は暗記だと思っています。
現に右記の様に数学は暗記だとうたっている参考書もあります。
こういった問題の時はこの公式を使う、ああいった問題の時はここからスタートする。
問題数をこなし解き方を暗記してしまえばいいのです。
そういった受験数学の撃退法もあるのかもしれません。
長井先生の受験数学撃退法、伝授されてみてはいかがですか?
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