今回は「東進ハイスクール 新スタンダード世界史 2008 田中拓雄」の紹介です。
講師は世界史講師のキャリア30年以上の大ベテランである田中拓雄先生です。
早稲田ゼミナールや河合塾などの予備校を経て、現在では東進ハイスクールで講師をされています。
これはそんな田中先生が大学入試過去問のデータ整理を徹底的に行い受験生が活用しやすいように整理してくれているテキストです。
同じ社会科の講師として「横田伸敬」先生と共にご活躍されておりました。
横田先生については過去に紹介させていただきましたのでこちらもどうぞ!
本書の目次です。
大きく分けて中国史とヨーロッパ史の2つが載っています。
内容はフランス革命やアメリカ開拓時代、ローマ史やルネサンスなど。
虫食い形式問題が多く目立ちます。
テキスト内にはこのように簡潔であり、本当に「覚えて貰いたい」ことのみ掲載されているという感じになっています。
テキストの要所々々には「入試問題でチェック!」のコーナーも設けられ過去問の傾向もつかめるようになっています。
田中先生は東進ブックスより「田中の世界史」シリーズも手がけられており、
こちらも人気のシリーズになっています。
難しい世界史Bを簡潔に分かりやすくまとめられています。
田中拓雄先生にフォロー頂いているが、私が今の学校の採用面接時にたまたま持っていたのが先生の本だった。当時の社会科主任が「できない子をどうフォローするか」と聞いてきたので、その本を題材にこんな感じでやる、と言ったら採用された。
— 武田真樹 (@royalroad13) December 21, 2013
比較的入手しやすくなっていますので気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
最後に田中先生のブログとHPを見つけましたのでご紹介させていただきます。
他にも田中先生はご自身のブログで音声や動画で世界史のポイントなどを無料で紹介してくださっています。
現在は東進の客員講師の他、早稲田ゼミナールや都内の私立高校で講師をされています。また、「有限会社 史索舎」の取締役も務められ、最近は「学びエイド」で世界史論述講座「世界史論述ラボ」も開講しています。
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