有精堂 語源を中心とした英単語の力のつけ方 1976 小川芳男・前田健三

いつもお越しくださっている皆様、いつもありがとうございます。
初めてお越しくださった皆様、はじめまして。
本日も、当社で発掘できた絶版参考書の中から選りすぐりの良著をご紹介させていただたいと思います。
最後までどうぞおつきあいくださいませ。
本日、紹介いたしますのは

「有精堂 語源を中心とした英単語の力のつけ方 1976」 小川芳男・前田健三(著)でございます。
  • 単行本: 261ページ
  • 出版社: 有精堂 (1976年初版)

1987年に副題「楽しく英単語を覚えよう」がついて再販されていますが、

こちらは1976年発行の大元の出版された貴重な本です。

では、いつものように目次から紹介いたしましょう。

導入部の3項目と5章に分かれて収録されています。
読み物としても楽しいと書評にあり、この本に興味を惹かれ手に取るキッカケとなった部分です。目次を見ているだけでワクワクしました。
人間というものは、面白かったこと、楽しかったことはいつまでも覚えているものだ。英単語も楽しく面白く覚えたものでなければ、長く記憶に残らないものである。
ここの一文を読んで期待感が更に高まりました。
1章の“人名,神話,伝説などからきた単語”は夢中になって読みました。あっと言う間に読めてしまいました。一例を紹介いたします。画像をご確認くださいませ!
もう、あの微笑の印刷された箱の通販サイトの印象はどこかへ飛んでいってしまいました。語源も含めて一発で脳に記憶されてしまいました。これはすごいですね。しっかり体感することができました。
2章から5章は順に語根、接頭辞、接尾辞、合成語の順にまとめられています。語根が語彙力増強の要になるからだと思われますが、2章の語根に多くのページを割かれています(290近い語根)。
これも一例を画像にて紹介いたします。写真photographという単語は、phot「光」とgraph「描く」を組み合わせたものである。という解説。先程のAmazonもそうですが、単純に単語と覚えるよりも自分自身でも驚いてしまうほど自然に頭に吸収されますね。その他の単語も読みたくなってしまって、ついつい覚えてしまいます。
反して4章の接尾辞は少なく、“特に応用範囲も広く,かつ単語を学ぶ上に重要と考えられたもの”に絞っています(30くらい)。この本のおもしろいところは、それぞれの語根、接頭辞、接尾辞について、そのほとんどに読む者を引き付けるような解説が加えられているところです。
もちろん、20年以上前に発行された書物ですので、時代のずれを勘案して現在使用されてないような表現を引き算していく必要はあります。
単語を暗記していくと行き詰まってしまうこともあるかと思いますが、そういう時に読み物として、または整理として利用するのが良いという書評も目にしました。高度な単語になると暗記するのが辛くなってきますが、この本を読むと混乱した頭が整理されます。そういった使い方もできるのは素晴らしいと思いました。
素晴らしい一冊との出会いはとてもワクワクしますね。
それでは、また良著を発掘して皆様へ紹介させていただきたいと思います。
次回更新もお楽しみに!

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