いつもお越しくださってありがとうございます。
読者のみなさま、こんにちは。
先週あたりから咳をしている方が多く見受けられるようになりました。
満員の電車の中でもマスクもせずにゴホゴホと咳き込む人もチラホラ見かけるようになりました。
インフルエンザや風邪を移されないように十分な対策を講じて年末の大変な時期に倒れないようにご自愛ください。
さて、今日紹介させて頂きますのは、Z会・増進会から出版されております、
高校入試分野別シリーズ 国語読解[論説][小説][随筆]問題集です。
みなさんもご存知だと思いますが、今一度、簡単にZ会について書かせて頂きます。
かつては、株式会社増進会出版社が、「増進会」(愛称・Z会)の名称で通信教育事業等を行っていた。株式会社増進会出版社が通信教育事業を行い、関連会社の株式会社Z会対面教育が教室での教育事業を、株式会社Z会出版が出版事業を行っていた。
2006年2月1日に、事業を再編して持株会社体制へ移行。子会社であった株式会社Z会出版に、増進会出版社の事業を移管し、同時に株式会社Z会対面教育と合併させて、事業会社とし、株式会社Z会に商号(社名)変更した。これにより、株式会社増進会出版社は持株会社となった。2018年4月1日に、株式会社増進会出版社は株式会社増進会ホールディングスに社名変更した。
2018年(平成30年)7月18日 – 学校法人駿河台学園との業務提携契約を締結し、2019年度から模試の共催などを始めることを発表した。
また、「Z会」という名称についてですが、2000年以前、意図的に自ら知名度向上を図らない口コミに頼るマーケティング戦略をとっていた。そのため、難関大学を目指さない受験生や大学進学をしない層には、その存在すら知られていない場合が多かった。この「知る人ぞ知る」という戦略上、いつしか難関大学志望者の間で「増進会」を伏字で「Z会」と呼ぶようになったのが、現在の社名のルーツとも言われている 。
今回の本は画像でもわかりますように小説・随筆・論説の3つに分かれていまして、それぞれ国語の中でのジャンル別になっています。
当然問題の文章も解き方もそれぞれで異なりますので、自分が苦手とする分野を集中して取り組むことが可能です。
更に、基礎編と応用編の2部構成となっているため、ご自身のレベルに合わせた問題にあたることも出来るのがこの本のメリットと言えるのではないでしょうか。
では中身を見てみましょう。
基礎編では、実際の公立高校の入試問題で使用された題材が掲載されており、
まずはやってみるという、ある程度易しめの難易度になっています。
基礎編は計8題あり、徐々に難易度が上がっていく仕組みをとっているので、問題を解いていくほど自分もレベルアップしていけるのは少しお得感があります。
また、問題の下欄には著者の紹介やその他の著書も書かれており、更に深く知っていくことで知識をプラス出来ます。
こちらは随筆の問題ですね。 どちらかというと 、小説や随筆よりも論説の方が文章自体が硬い感じがするので、苦手な人が多いのではないかなと思います。
小説も登場人物やそれらの心情、(時代)背景という3大ポイントをいかにして把握するかが肝にはなってきますが。
そして、応用編では基礎編よりも難問となり、長文問題や記述問題などの点数が取り難い種類へと変わっていきます。ここからは問題をただ解くだけではなく、「論理の組み立てを理解することが必要となり、問題を理解していくことを心がけよう」と述べられています。
まさに現代文の実力アップに関してはこの3冊をこなせば十分だと言えるかと思われます。
いかがでしたでしょうか。
Z会からの出版書だけあり、読み応え・解き応え十分なこの1冊、みなさんも是非機会があれば一度お試しください。
また次回もお楽しみにお待ち下さい!
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