本日はこちらの本を紹介いたします。
1992年に旺文社より発行された「日本史の重点暗記法」菅野祐孝先生著です。
それでは、内容の紹介に入ります。
大学入試の日本史の問題は、原始・古代から戦後・現代史にいたるさまざまな分野からさまざまな角度で作られています。時代順にキメ細かい学習を積み重ねることはいうまでもありませんが、肝心のカナメのところがどうしても覚えられないと嘆く受験生が多いのもまた事実です。本書は「印象に残るような強烈な覚え方が欲しい」と訴える受験生のために作られました。
「たとえば年代のゴロ合わせ暗記法のように、覚え方には一種の要領のようなものがある」と菅野先生は言います。
本書は菅野先生のこれまでの受験指導の中からうまれた独自の「覚え方」を集めたものです。
まずは人類の進化の順番を覚えていきましょう。ここでは人類の名前の頭文字をとってア→ピ→ネ→ク=Appineckとおぼえます。Appineckというのは菅野先生が考えた造語です。アウストラロピテクスやネアンデルタール人など長ーい単語もとりあえず単語の頭文字で順番を覚えておけば簡単ですし、試験中にもすんなり頭に浮かんできそうですよね。
人類の進化の順番を覚えたら、入試のポイントを頭に入れます。
人類の誕生・進化・発展の順は当然ながら出題範囲に入っていますが、日本史との直接的結びつきが弱く感じられるせいか、チェックを怠っている人が多いらしいのでしっかり覚えていきましょう。
移住した像についても覚えておきましょう。
南方から→ナウマン象(な→な)で覚えておけば(な→な)ではない方はマンモス象!とすぐ思い出せますね。
いかがでしたでしょうか。
今回は短い紹介となりましたが、日本史の暗記に苦戦している、効率のいい覚え方を知りたいという方は是非本書をお読みください。
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