本日紹介させて頂く貴著な書籍はこちらです。
本日ご紹介するのはこちら『吼える数学 気合の解答 1990年頃』
著者は、秋山仁です。
この書籍について調べた所、1990年頃に、駿台予備校に在籍した方が使用していた資料のようです。
書籍というよりはプリントのようで、A4サイズ、全40ページくらいになるものとなります。
また著者の秋山先生、長髪にヘアバンドと見た目もインパクトもあり、よくメディアにも出ていた方なのでご存知の方も多いのでしょうか。
まずはプロフィールから。
秋山 仁 1946年10月12日生まれ
日本の数学者(グラフ理論・離散幾何学) 学位は理学博士
中学・高校・大学受験は全敗。滑り止めで入学した高校で出会った教師に数学の楽しさを教わり数学者の道を目指す。
長髪にバンダナを巻くという学者らしからぬスタイルで、テレビ出演も多数。
通称「レゲエ教授」。かつては駿台予備学校で予備校講師もしていた。数学検定の会長なども歴任。
中学受験から一流の道を歩んできたイメージを勝手に持っていましたが、秋山先生のエピソードを調べて見ると、受験関係はすべて失敗、海外に行ったりバーテンダーを
したり見た目通り破天荒な方のようです。
また、プロフィールにある「滑り止めで入学した高校で出会った教師に数学の楽しさを教わり数学者の道を目指す」がいいですね。
出会う教師によって人生が変わる生徒もいるなんてとても興味深いです。
弊社でも取り扱いのある「駿台予備校」の講師でも人気だった方です。
目次から見ていきましょう。
(1)規則性の発見
(2)対称性の活用
(3)同値な問題へのすり替え
(4)有効の場合分け
(5)三段論法(逆たどり法、迎えに行く論法)
(6)多角的な考察
(7)必要条件の活用(解の絞り込み論法)
(8)論点の設定(際立った要点に注目し、議論の論点とする)
(9)間接的証明法(背理法の解決のさせ方)
(10)一方の動きを一時的に固定せよ
(11)情報の視覚化
(12)立体模型を作って考えよ
(13)ものの形を観るためには断層写真を撮れ
など、10項目からなります。
始めの(1)規則性の発見については、以下の記載があります。
問題を解く際には、まず例を試すなどして問題の大雑把な触感をつかみ、結果がこんなふうになるのではないかと予測したり、
見当をつける操作を開始することを忘れてはならない。そのためには、単純で特別な場合の考察、具体的にものを書き並べること、
ものの適切な配置、題意の身近なものへのぐち赤、動く対象を実際に動かす操作などを実行することによってある程度、その目的が達成できる。
問題に入る前に、その問題や公式の見る視点や考え方について説明があり、その後に問題→解答・解説になっていて
要点も押さえられ図も多く、分かりやすい解答になっているかと思います。
数学は公式さえ理解していれば簡単に解けると思いますが、その公式が理解することが難しいですよね。
この書籍は、その公式の考え方や視野の角度、置き換えや進めかたにも記載しているので、公式を理解することが苦手な人にはおすすめです。
今回は「究極の数学攻略法 吼える数学 気合の解答 1990年頃 秋山仁」を紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?
又の更新をどうぞお楽しみに!
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