今回紹介するのは「東進ハイスクール句と節の理解 前置詞特講 2001 永田達三」になります。
講師は永田達三先生になります。
その名のとおり前置詞について詳細に書かれたテキストです。
永田達三先生については以前にもご紹介させていただきましたので割愛します。
はしがきにこのような事が書かれているテキストは珍しい気がします。
永田先生の授業に参加し本テキストを使い勉強して大学へ合格しようと思っているところに「なぜ大学へ行くのか」「今、何をすべきか」の2文です。
「今、何をすべきか」
これは大学合格の為どの様に勉強すればよいのか、という事ではありません。
もう一つの「なぜ大学へ行くのか」と合わせ何の為に大学へ行くのか、大学へ行って何をするのか、という意味での言葉です。
親が行けというから、友達が行くからという理由でとりあえず大学へ行くという人も多いと思いますが、その為に勉強しようとテキストを開くと上を聞かれるのです。
流してしまう人も多いのかもしれませんが、じっくり読むと今からする勉強に戸惑いを感じてしまうかもしれません。
しかし、その意味をしっかりと理解してから勉強するのと、なんとなく合格したいから勉強するのでは真剣みが変わる気がします。目的がハッキリしているのとそうでないのでは勉強の濃さも理解度も変わってきます。
その為のはしがきなのかもしれません。
実際の本文はというと
テキストの利用法が書かれています。
この利用法を基に何度も繰り返し勉強する事によって確実なものとなると書かれています。
関連書籍に永田先生の「ハイベーシック英熟語」があるのですが、「句と節の理解 前置詞特講」を合わせることで、より効果があるとの口コミありました。
前置詞を知ることで英語の意味を知ることができると言われています。
他にも上記の伊藤和夫著「英文法のナビゲーター」も、永田先生の理論との相性が良い本となっている為参考にしてみてもいいかもしれません。
今でこそ解説がしっかりている参考書やテキストが多いですが、当時では前置詞についてここまで詳しく、分かりやすく説明されているテキストは他にはあまりなかったのではないでしょうか。
この記事へのコメントはありません。