今回、紹介させていただく参考書はこちら、代々木ゼミ方式 世界史年代記憶法 1976 山村良橘」になります。
著者はタイトルの通り、代々木ゼミナールで世界史科の講師をしておられた山村良橘先生になります。
山村良橘先生は語呂合わせなどを取り入れるなどして、入試対策に密接した講義を行っておられましたが、受験を終え大学生になってからも講義を受けにくる学生がいるほど教養的でもありました。
内容を少し見てみますと、こちらのようになります。
まず、こちらがルールで、
こちらが内容になります。
読んでるだけで面白いですね。語呂が良いので思わず口に出して読んでしまいそうになります。
丸暗記するではなく、歴史の流れを読む力を養うために年代記憶は重要とおっしゃってます。
そして、最後の方はダジャレ集を出すのは抵抗あったとぶっちゃけておられますね。
真摯ですが、ユーモアに溢れた人柄がにじみ出ているように感じます。
こういった年代記憶は受験が終わってからも印象に残っているが多々あるので、受験が終わってからも覚えていることが多いですね。一生記憶に残る勉強だと思います。
年代記憶とは余り関係無い余談ですが、ブログ担当もその昔、某予備校に通っていた友人に会っていた時、突如として友人が、「メロカロカペーのヴァロブルボーン!!」と叫びだした事があり、受験勉強に疲れて気が触れでもしたのかと思いましたが、その友人が大学に受かり疎遠になった今でも、フランスの王朝は覚えています。
ちなみに本書の新版が出ているのですが、あまりの人気でこちらも絶版になっています。
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