急に寒さが増してきて、もう秋から冬に向かいつつあるのだなとしみじみ感じている今日この頃。
皆様は、体調を崩したりされていませんか?
寒暖の差が激しい時期ですので、どうかご自愛ください。
さて、本日は私担当Mが、各教科の参考書ではなく、
受験生にとって一番大事な『どうすれば合格できるのか』について書かれた受験のハウツー本を紹介致します。
「学研 学校では教えない 有坂誠人の大学受験生活指導要領」の表紙・裏表紙の画像です。
こちらの本は1989年に出版されたものですが、受験生が抱える悩みや思いなどは今も昔も変わりはないと思います。
受験はその人のその後の人生に深く関わりますし、受験生全員が志望校に合格したいと思うのは当然ですよね。
しかし、勉強法の確立だけで合格できるほど世の中は甘くありません。
本人の生活習慣や家族・友人との付き合い方、自分自身の心のモチベーションなど、様々な要因が絡み合って、受験生の精神はとてもか細くなっているはずです。
この本はそんな方々へアドバイスを贈れるすばらしい本となっています。
本書の無いように入る前に、まずは恒例(?)の著者の紹介です。
有坂 誠人(ありさか まさと 1946年3月4日 – )は、日本の元予備校講師。1980年代から1990年代に代々木ゼミナールで国語の講師を務め、学習参考書を編集・執筆。退職後は一般書の著述にも携わっている。
著書は有名な『例の方法シリーズ』があります。『現代文速解 例の方法』(学習研究社)・『英語 例の方法』(ごま書房)・『古文例の方法』(ごま書房)古文の例の方法については、過去に当ブログでも紹介しております。
本文を読まずに設問の選択肢から答えを出す方法について代々木ゼミナールで教えられていた有名な講師の方ですね。音楽家を目指されていたということもあって、勉強法に何か結びつくことがあったのではないでしょうか。
では実際にどのようなことが書かれているか、中を見てみましょう。
サブタイトルだけみても少し読んでみたいと思わせる面白いものになっています。
「浪人覚悟」は絶対に受からないー今回の受験で全力を出すつもりではないからだということでしょうか。
「遊びの途中で勉強を考える受験生はダメ」ーこれもメリハリをつけた生活が大切だとわかりますね。
「悪魔を斬れ」-これが個人的に一番好きなフレーズです(笑)心の問題ですね。受験だけではなく日々の生活でも出てくる嫌な悪魔です。
「合格ノートは”これだけ”はおさえて作れ」ーよく友人の中にすごくノートがきたない人がいましたが、成績は優秀だったのを思い出します。おそらくそんな感じなのでしょうね。
他にも別の著者ですが、『東大合格生のノートはどうして美しいのか?』という本もありますし、やはりノートのとり方・向き合い方には一定の法則があることもわかりますね。
全てお見せしたいのですが数が多いため、もしご興味を持たれましたら是非ともお求め頂ければと思います。
今回は受験に対する心構えということで紹介致しましたが、私も日々やってくる悪魔に負けず、これからどんどんと寒くなってきますので、朝「もうちょっとだけ・・・」と思わず起きるようにしていこうと思います!
次回もお楽しみにお待ちくださいませ。
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