こんにちは。
この記事を書いているのは真夏。
最近自宅に帰ると、部屋の中がむんむんしており、
昼間の太陽熱を壁が放出しきれていないのだなぁと思いながら
仕方なく冷房をつける日々が続いているのですが、
皆様は体調をくずされてはおりませんでしょうか?
まだ夏本番はこれからですが、日射病などには十分お気をつけて
日々お仕事や勉学に励まれてくださいね。
さて、本日紹介する参考書ですが、文研出版から出ております、
『高校日本史の核心』です。
旧石器時代から近現代までカバーできるボリュームになっています。
一旦ここで出版社および著者の紹介を致します。
文研出版ー今現在のわかりやすい名前で言いますと、新興出版社啓林館です。
大阪市天王寺区に本社を置く検定教科書や副教材、自習書、
問題集、児童書などを発行する出版社。
同じ大阪に本社を置く五ッ木書房、増進堂・受験研究社と並ぶ
在阪教育書出版会社の一つで、教科書及び副教材を
中心としたブランド「啓林館」と、自習書などを中心とした「新興出版社」、
児童書等を中心にした「文研出版」の3つのブランドで展開されています。
著者 上田正昭ー1927年4月29日 – 2016年3月13日
日本の歴史学者、小幡神社宮司、歌人。京都大学名誉教授、
大阪女子大学名誉教授、西北大学名誉教授。
古代日本に渡って来た「渡来人」がこの名称で教科書に記載されるようになったのは
上田の影響である。
没後1年となる2017年4月3日から7月17日まで京都の高麗美術館にて
「上田正昭と高麗美術館」展が開催された。
おまたせしました、それでは内容を見ていきましょう。
この参考書では、歴史とは単なる暗記ではなく、基礎的な史実を要約し、
整理し、把握していくこと。
暗記から理解ではなく、まず理解することが必要だと伝えています。
更に、高校の歴史教科書を基準としていて、文章や内容の説明の仕方も
わかりやすいものとなっています。
上の写真でもおわかりになるかと思いますが、非常にシンプルな作りになっています。
しかし、ただ単に教科書を模倣したわけではなく、独自の表示形式をとっており、
視覚的にも内容的にも頭に残りやすいように感じます。
他に教科書とは違う点としては、一つの事柄に対して
関連する重要事項をその中でまとめており、文章を理解し把握することで、
一連の必要な言葉をまとめて覚えることが出来るようになっています。
中には珍しい市川鰕蔵の竹村定之進の写真なども入っています。
いかがでしたでしょうか。
今回は日本史でしたが、
次回はどのジャンルの紹介になるのか、
またお楽しみにお待ちください。
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