当ブログにお越しいただきありがとうございます。 今回はこの書籍を紹介させていただきます。
1987年に島出版より発刊された「英作文・和訳に英構文バイブル 暗証用 基本580構文 総分解図入り」です。 本書は英語学習で単語、熟語を覚えることより、まず構文を覚えることでベースを作り、そこから正確な英文理解に努めていくという学習法の参考書になります。
著者は梅山 紀一先生です。梅山先生についてご紹介したかったのですが、情報を調べてみたところネット上に詳細な内容はありませんでした。 著書もこちらの「英作文・和訳に英構文バイブル 暗証用 基本580構文 総分解図入り」の1冊のみになります。
他には著書ではありませんが、英文対注読物シリーズ「感動のゴールズワージィ短篇集」にて注釈を担当されていました。興味のある方は是非こちらも
では、内容の紹介に入らせていただきます。
こちらはまえがきの部分になります。 梅山先生は語学習得の秘訣は「反復」しかないと書かれています。簡単に反復といっても何度も同じことを繰り返し行うことは中々、難しいものです。私もよほど好きなものでないと何度も同じことをしようとは思いません。 著書を見ていると「反復」が苦にならないように分解図を用いたり、書き換え、応用分、イラスト入りにするなど、できるだけ飽きないように作ろうという工夫をしているのがわかります。 そして、この反復により構文を自由自在にあやつるノウハウを身につけていくというわけですね。
こちらは目次の部分になります。本書は名詞、代名詞など文法ごとに英文和訳、和文英訳に最も使用頻度の高い必須基本構文を580用意されています。
このように各文法の最初に文法の説明とアドバイスが盛り込まれています。
こちらは実際の構文が記載されたページの一部になります。このように構文に対して分解図、アドバイス、イラストを用いているので楽しく、非常に覚えやすいうえ、文法書としても使用することができます。
また、巻末には付録として常識として覚えておきたい「ことわざ60選」、「時事英単語500選」が収録されています。こういったところにも、あきさせない工夫を感じます。
今回、紹介させていただきました「英作文・和訳に英構文バイブル 暗証用 基本580構文 総分解図入り」はいかがだったでしょうか?
良書であったのに姿を消してしまった参考書として紹介されているサイトもありました。かなりマニアックな参考書でもあるのでアマゾンでもそれなりのプレミア価格がついていました。興味のある方は是非手にとってみてください。
この記事へのコメントはありません。