旺文社 安田亨が選ぶセンスをみがく良問54 数学ⅠA 2007

本日紹介するのは

「旺文社 安田亨が選ぶセンスをみがく良問54 数学ⅠA 2007」です。

 

安田亨先生といえば駿台予備学校数学科講師や「大学への数学」でおなじみ大数ゼミ講師でもあります。

数学の講師を思い浮かべるとまず最初に安田先生を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか?
それほど受験数学には欠かせない存在となっています。


先生の提唱する勉強法として、まずは目標を立てること、次に自分にあった勉強法を見つけ出すことと述べられています。

勿論、それだけで終わらせず何度もやり直して、無意識下で問題を解くようになってこそ
初めて習得してと言えるとしています。

理解→解答の再現→スピード練習・反復

上記の公式がそれへの道順としており、まずは解説を確認しながら問題を理解し、
それが出来れば自分自身で解答を再現、後はひたすら反復練習、これを繰り返してセンスを磨いていきます。


では実際に54問の内、幾つかを紹介して行きたいと思います。

 

今回は画像の解像度が悪く申し訳ありません。

上記の様に例題が出され、要所々々にアプローチや先生のコメントを挟みわかりやすく適切に解説されています。この解答法は安田先生ならではとの声もあります。

54問程度でしたら、量も丁度よく最後まできっちり取り組めそうですね。勿論、その後反復練習もする必要はありますが。その分吸収率も良く、必ず自分の力になるでしょう。


本書は残念ながら絶版となっていますが、古本としても手が出せるお値段ではあります。この参考書は高校の授業をそれなりに受け、ある程度の理解力を有している方向けとのことですので2冊目、3冊目に使用する参考書に丁度良いかもしれませんね。

 

先生が言うように自分にあった勉強法は人それぞれですが、
それを見つけ出すための選択肢にこの参考書も加えてみてはいかがでしょうか?

これで「旺文社 安田亨が選ぶセンスをみがく良問54 数学ⅠA 2007」の紹介を終了します。

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