本日は「旺文社 80周年記念 英語の綜合的研究/英語基本単語熟語集セット[復刻版]赤尾好夫編」の紹介です。
本日紹介させていただく参考書は「旺文社80周年記念名著復刻プレミアムセット」といわれる「英語の綜合的研究」と「英語基本単語熟語集の2冊のセットになります。
どちらも「英綜」と「赤尾の豆単」という呼び名で親しまれてきた英語参考書になります。
特に「赤尾の豆単」はアメリカの英単語使用頻度統計表に基づいた掲載の選別、コンピューター分析による入試問題頻出単語の抽出など、1960年代当時としては画期的な内容を取り入れ、累計1700万部を超えるベストセラーになりました。
編者はこの方、旺文社の設立者でもある赤尾好男さん。
旺文社の設立だけでなく、文化放送や日本教育テレビ(現テレビ朝日)の創業、実用英語技能検定や全日本学芸科学コンクールの創立、放送大学の設立にも貢献しておられます。
教育と情報の融合を目指し、日本のメディア界の発展に協力する姿勢は学問ノススメ拡大版といった感じですね。
書籍から始まり、ラジオ、テレビと来て今はWebやアプリなどにも広がっている教育と情報の融合がこれからどんなふうに発展していくか興味がありますね。
余談ですが、帯文を書かれたクイズ番組アタック25の司会としても有名な俳優の児玉清さんですが、蔵書1万冊を超える読書家としても尊敬を集めていました。
そんな赤尾好先生は「英語基本単語集」という参考書も手がけられており、手のひらサイズで使いやすいとこちらも好評のようです。
また、非常に安価で手に入りやすいため入門用にはいいかもしれません。
1995年に発刊されましたが未だ根強い人気がある名著です!
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