南雲堂 RC方式記憶マシン とびダス英単熟語 1988 手嶋利昻

LINEで送る
Pocket
LinkedIn にシェア

本日は『南雲堂 RC方式記憶マシン とびダス英単熟語 1988 手嶋利昻』を紹介させていただきます。

「RC方式」とは一体なんだろう、と興味をそそられるタイトルですが、
この「RC」とは著者によると「Reversal Compounds(反転結合語句)」の略で、
日本語と英語を組み合わせた独自の文章構成のことを指しています。
本書の使用方法に記された実例を見ながら考えてみましょう。

ここでは「Don’t動く」「MOVEくな。という二つの言葉が出てきます。
これら二つの言葉は、どちらも「英語+日本語」で構成され、同じ意味をもちます。
つまり、「Don’t move」「動くな」を「Reversal Compounds」で表現しているわけです。
本書は、この二つのRCを往還することで、英語の理解を目指しているようです。

さて、こちらは「受験生をdeceiveく」「を欺く the examinees」です。
各単語の下に付された「e」「あ」などの一文字が、RCの連想を後押しします。
本書はこのように、パズル感覚で英語を覚えることが目指されており、
まさに「とびダス」ように英語が覚えられるというのです。

どうでしょう。
日本語能力を前提として出発する本書は、日本語の連想の中で英単語に触れるため、
本書で紹介された英単語は、ある程度の紐付けができるかもしれません。

しかし、こうした文法を超越した記憶法は、応用面で不安があることは否めません。また、英語を英語の論理から理解する語学の基本ラインからも大きく離れています。かなり好みの分かれる、人を選ぶ参考書と言ってよいでしょう。

著者の手嶋利昻氏は略歴によれば「RC語学研究所」の主宰とありますが、現在の動向は全く不明です。いつの時代も、英語を効率よく覚えたいという思いは皆同じなのでしょう。本書は数ある英語教材のきらめきの一つとして、その足跡を今に伝えています。

LINEで送る
Pocket
LinkedIn にシェア

関連記事

  1. 駿台文庫 時事英文問題演習 1987 高橋善昭

  2. 旺文社 なべつぐの楽しくつきあえる数Ⅰ 1984 渡辺次男

  3. 旺文社 ルールとパターンの英文解釈 1994 伊藤和夫

  4. 祥伝社 赤版・奇跡の英単語―必須5,000語が1カ月の連鎖記憶法でOK 1979 長崎玄弥

  5. 河合出版 河合塾シリーズ 入試数学 諸橋の数Ⅰ講義 1992 諸橋実

  6. 旺文社 雲幸一郎の数学ⅡB 解法攻略講座 大学受験DOシリーズ 2001

  7. 進学研究社河合塾 図形問題のすべて 1986 木村邦五郎

  8. 三省堂 新英文法 第2版 1978 岩田一男

  9. 有精堂 語源を中心とした英単語の力のつけ方 1976 小川芳男・前田健三

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー(作成中)

カレンダー

2017年5月
« 4月   6月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

月別アーカイブ

運営者

株式会社ブックスドリーム

株式会社ブックスドリーム

参考書・予備校テキスト、教科書・専門書・医学書を専門に買取・販売しています。 インターネットからの申し込みで全国送料無料で買取。ご希望の方には段ボール無料送付サービスもしています。

プロフィールを表示 →

運営サイト紹介

PAGE TOP