今回紹介させていただく参考書はこちらになります。
「奇跡の入江塾方式 学力急伸のカギ、自信をつける秘訣」
著者は、以前にも一度紹介させていただいた事のある入江伸先生になります。
「奇跡の高校数学Ⅰ」が勉強の楽しさを教えるような内容だったのに対し、こちらは勉強をする姿勢や考えに対する疑問の投げかけといった内容のように見受けられます。
「学力三分、人間七分」、という信念のもと、内面教育を重視して礼儀や挨拶がなっていない場合は容赦の無い叱責があり、今となっては問題になりかねない体罰も行われていたようですが、灘校などといった難関校に数多くの合格者を出したという実績があり、ここの辺りは当時から賛否両論あったそうです。
無心の境地に徹した努力
多少、精神論が多いのですが、やはり勉強だけできても仕方ない、勉強したことを活かすには人間そのものが成長するしかないということでしょうか?
結果として、難関校に多くの合格者を出した塾の代表が、勉強は二の次とも取れる事をおっしゃっているのがなんて言いますか、面白いと思えます。
そんな入江伸先生が代表である入江塾(伸学社)ですが、当然と言いますか著名な方を数多く輩出していまして、平成教育委員会で最強の一角だったラサール石井さんや、受験本なども数多く執筆されている和田秀樹さんなども入江塾(伸学社)に在籍されていました。
頭が良いだけでなく行動力もありそうな方たちですね、そして少しユニークな人が多い印象を受けました。
人間力を鍛える教育の賜物なのでしょうね。
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