研究社出版 毛利良雄の大学入試シリーズ 英文法の急所 毛利良雄著 1982

今回ご紹介する参考書は、『毛利良雄の大学入試シリーズ 英文法の急所』です。

まず、著者である毛利良雄先生について触れ、次に参考書の内容についてご紹介していきます。

毛利良雄先生は、英語教師として教壇に立ってから約半世紀、そして灘高校に勤めてからも四半世紀程、多くの学生たちに英語を教えてきました。その間に用いたり、研究したりした教材があり、その一部を選択・整理し、「書き換え問題の急所」という題で、研究社の月刊雑誌『高校英語研究』に1ヵ年にわたり連載したところ、読者から好評を得しました。そして後に、独自の出版本をいくつも出し、またもや好評を博し、多くの高校で副読本とし採用されました。そして多くの出版本を総合発展させて、新しい配慮を加え、さらに『高校英語研究』に1ヵ年にわたり連載した内容を基礎にして、ここに『入試英文法ハンドブック』が出版されました。
本書は、「262の問題カード」と「262の急所」をまとめた内容となっています。
この参考書を用いて基礎英文法の欠陥をみずから発見し、知識の補強を行うことで単に英文法だけでなく、英語の訳読力も、英作文力もつくこと間違いなしです。


次に、内容について紹介していきます。

目次です。目次を見る限りでも、ほんの一部ではありますが内容豊富なことがわかります。

本書には3つの特色があります。

1.受験生としてぜひ知らねばならぬことを最小限度に圧縮
2.規則から問題へでなく、問題から規則へ
3.読みやすく、見やすく、覚えやすいように

です。

では2問ほどピックアップして、本の中身をご紹介します。

1つ目の問題は、「法(Mood)」という動詞の動作または状態の言いあらわし方を次の3種類にわけて、和訳する問題です。
3種の「法(Mood)」とは、
直説法…事実→事実仮定法…事実ではないこと→仮定命令法…命令・依頼を言いあらわす方法をいいます。
似通った4つの問題文がありますが、どの訳もまったく違う意味合いになります。

2つ目の問題は、「まぎらわしい「時」の前置詞」の問題です。
空欄に最も適切な前置詞を埋める問題です。例えば「at」は時の一点を指し「on」は日・特定の日時「in」は比較的長い期間を表すときに使います。ですので、前置詞の後ろにくる英単語の情報を読み取って最適な前置詞を埋めます。


本書は、<暗記カード>の問題文を解く→正解との照らし合わせ→間違えがあった場合、【急所】を踏まえて問題を再度解く、という流れで沢山の問題に慣れていくことができます。

1問1問の解く時間はそうかからないので、スキマ時間に勉強できます。

大学受験で英語で行き詰まってる受験生の方にはぜひ一度、手にとってほしい参考書のひとつです。

関連記事

  1. SEG出版 大学入試数学思考回路100講・3 1993 米谷達也

  2. 代々木ライブラリー 富田のビジュアル英文読解 内容一致問題Ver.2 1998 富田一彦

  3. 代々木ライブラリー 小倉の入試英語オンパレード 1996 小倉弘

  4. 東大銀杏学舎 現代文 SOS 上巻・下巻 超ヒント1995

  5. 大和書房 受験英語ゲリラ戦 面白参考書 1985 佐藤忠志

  6. 日本評論社 数学セミナーリーディングス 増刊 線形代数ベクトルと行列 1974 矢野健太郎

  7. 大学への数学 学力コンテスト 最優秀 賞品バインダー

  8. 語学春秋社 ベーシック古文総合問題集 原栄一 1996

  9. 欧文社 昭和十五年度旺文社通信添削会員合格者一覧合格通知転載 1940

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

サイト紹介

絶版参考書博物館

主に大学受験の参考書や問題集、教材で絶版となった書籍を紹介しています。王道からマニアックな参考書まで毎週、著者や内容、時代背景とともに紹介します。

カテゴリー

カレンダー

2021年8月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031 

月別アーカイブ

運営サイト紹介

PAGE TOP