旺文社 なべつぐのあすなろ数学 1976 渡辺次男

本日は「旺文社 なべつぐのあすなろ数学 1976年 計3冊 渡辺次男」の紹介です。

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本のタイトルを見てみますとよく聞く言葉ですが、意味がよく分からないものがありました。

 

「  あすなろ   」

 

このワードが気になり、調べているとどうやら「明日ヒノキ(のような大きな木)になろう」ということから「あすなろ」という言葉が生まれたのが由来だそうです。

漢字に変換すると「翌檜」になりますね!

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著者は渡辺次男先生で、きっと生徒さんをアスナロの木に見立て、ヒノキのように大きくなって欲しいという、そんな思いが感じられました。


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渡辺次男先生は1916年の秋田に生まれ東京物理大学数学科を卒業されています。

 

なんと予備校歴20以上という大ベテランでマンツーマン指導で必ず合格できると言われていたそうです。

 

生徒さんの解けるレベルのちょっとだけ高い問題を解かせ、添削を繰り返しているうちにいつの間にかレベルアップして数学が苦手な人でも好きにさせると評判だったようです。


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問題が解き終わったらテキストの端を切り取って貼っていき、絵を完成させるという遊び心もありました(笑)

苦手な事は誰でもやりたくないものですが、少しでもやる気がでるようにと考えられたのかもしれませんね。


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本の中も話かけているような言葉で書かれておりスッと入って来そうな感じがしますね。

1枚目の「ここは読むな!」とあるのについつい読んでしまい、最後に「だから読むなと言ったのに、キミは読んだね!!」等、引きこまれそうな文章がたくさんあり全て読んでしまいそうになりました。


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この本で人生が変わった!」「嫌いだった数学が好きになった!

という絶賛の声が多々見受けられました。

 

とても良い本なのですが、発売されてから40年経っており、入手困難なのが残念でなりません。


他にも「なべつぐ(渡辺次男)先生」著作を紹介しております。是非こちらもご覧下さい。

旺文社 なべつぐのひける物理Ⅰ 1979 初版 渡辺次男

旺文社 なべつぐの楽しくつきあえる数Ⅰ 1984 渡辺次男

旺文社 解法すいすい理解 数学Ⅰ 1986 渡辺次男

旺文社 なべつぐのあすなろ数学Ⅰ 1987 渡辺次男

旺文社 なべつぐの思い出あすなろ戦士 1985 渡辺次男

関連記事

  1. 科学新興社 モノグラフ新書1演習2次曲線’84 矢野健太郎

  2. 旺文社 日本史の重点暗記法 1992 菅野祐孝

  3. 学術図書出版社 高校くわしい生物1955 永野為武

  4. ごま書房 古文 例の方法(決定版) 1995 有坂誠人

  5. オッサンワールド出版 青春の高校数学② 数Ⅱ-数B 2007 方手雅塚

  6. SEG出版 大学入試数学問題集 10日間の微積分 1998 光田義

  7. 研究社 フロンティア英文法 Frontier 1994 町田健

  8. 現代数学社 数学の誕生(古代数学史入門) 近藤洋逸著 1977

  9. 東京大学 総合研究 その歴史・学生生活・就職先・入試ほか 日本リクルートセンター出版部 1979

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