当ブログにお越しいただきありがとうございます。 今回はこの書籍を紹介させていただきます。
写真の左側の書籍で1979年に青春出版より発刊された「試験にでる英熟語 増補改訂版」です。
本書は高校上級生、大学受験生のために最小の時間とエネルギーで英語のイディオム(熟語)を克服する本ということを念願において書かれた参考書になります。 著者は森一郎先生です。
森一郎先生については以前、別の記事で紹介させていただいていますので興味のある方はこちらをご覧ください。
この「試験にでる英熟語 増補改訂版」は写真の右側に写っている「試験に出る英語」の姉妹編として1968年に出版されて以来、類書の中で圧倒的に人気を誇ってきた参考書で、重要な700の熟語に絞り、できる限り少ないページ数の熟語集にするというコンセプトで作られたものでした。そこに、新たに約140の熟語を追加したのが増補改訂された本書になります。
では、内容の紹介に入らせていただきます。
こちらは初版版のはじめにの部分になります。
以前紹介した試験に出る英文解釈でも一部、説明していますが、森一郎先生の著書には下記のような特徴があります。
・アルファベット順に配列することを避けて、最も重要なものから順番に配列する。
・収録熟語数を最小限に抑える
特徴にあるとおり、収録熟語を最小限に抑えているため、この試験に出る英熟語は初版の時点で重要な熟語700語まで絞られています。少なく感じるかもしれませんが読み進めていけば森先生がどうしてこの少ない熟語に絞ったのかわかるかと思います。
こちらは今回の増補改訂の改変した点についてですね。
新たに追加された140の熟語の内訳が記載されています。旧版でできるかぎり少ない熟語に拘ったため、泣く泣く割愛した熟語が盛り込まれています。
こちらは目次になります。
まず序章で熟語の覚え方のポイントを説明し、その後、カテゴリ分けされた熟語を重要なものから順に覚えていくつくりになっています。
こちらは序章の試験に出ないものは覚えるなというページになります。
アルファベットのaから熟語を覚えていくとb以下にたどり着けず、結局あきらめてしまう。そんなことにならないように「うまいものから先に食べる」方式で重要なものから配列しているという事が書かれています。ここを見るとなぜ、最小限の必要な熟語に絞っているのかわかりますね。
こちらが項目ごとに分けられた熟語のページですね。
このように一言注意点があり、熟語記載されているなどシンプルなつくりになっている。
今回、紹介させていただきました「試験にでる英熟語 増補改訂版」はいかがだったでしょうか?
常に圧倒的に類書のトップを突っ走ってきた大ベストセラー「試験にでる英熟語」に140の新たな熟語を盛り込んだ「試験にでる英熟語 増補改訂版」いまではさらにCD付となりさらなる進化を遂げています。
“最少で最大の効果”をモットーに作られた森一郎先生の「試験にでる英熟語」是非、手に取って実感してみてください。
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