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最近急に冷え込みが厳しくなり寒暖差が激しいですが、皆様体調管理には十分お気をつけ下さい。
さて、本日ご紹介する本は綿貫陽著「旺文社 精選英文法・語法基本問題演習」です。
著者は綿貫陽先生です。
綿貫先生の著書は英文法に関する本が多くあり、アマゾンで検索するだけでも10冊以上の著書がヒットします。
そのほとんどの著書に対して高評価のレビューが掲載されています。
綿貫先生の著書は古いものですと20年程前のものもありますが、その著書の評価の高さから改版も出ています。又、学生の為だけでなく「教師のためのロイヤル英文法」という著書も有ります。学生は勿論ですが講師にとっても役に立つのではないでしょうか?教師のための…とはなっていますが、学生が読む事でより理解が深まることでしょう。
それでは本書を紹介致します。20章に分けられています。各章のはじめに導入問題がおかれていて、その章の最重要事項についてわかりやすく解説してあります。
本書は綿貫先生の著書「英文法・語法シリウス」のジュニア版です。
全国の国公私立の大量の入試問題をデータベース化してコンピュータで頻度順にして、頻度順構成は親本と同じで、基本問題だけを抽出し、例題・問題とも親本との重複はありません。出題頻度の少ない問題ははじかれているため、良問に存分に集中して取り組むことができます。
はしがきにも書かれている通り入試英文法・語法の基礎力を完成するために作られたものです。
頻度順に絶対必要な基礎事項項目が厳選されている為、基礎を固める必要のある学生にとってはとても重要だと思います。
本のレイアウトも学習しやすいように考えられていて、、ほぼ4択の選択肢で回答していく方式になっています。
これらの問題は左のページにあります。右のページには解説があり、問題のねらいが色字で毎度冒頭に印刷されていて理解しやすいです。
例えば「~日から始まる」と言っても、前置詞はfromではない。日につく前置詞はonだから、begin on~となる。
上記のように用法も理解りやすく解説されているので、今の視点でみても良著だと思います。
読み書きはできても、話すのは苦手…間違っていたら…等と、敬遠しがちな方も多いかもしれません。
綿貫先生の著書の中にはCD付のものも有りますので耳で聴いて、英語の問題に慣れることも大事だと思います。
英語は世界共通語として幅広く使われていますし、2020年には東京オリンピックで外国の方も今まで以上に多く来日するでしょう。
入試対策というだけでなくより多くの事柄を楽しむ為に英語を理解し、覚えられればより良いですね。
基礎をしっかりと理解したい方にこそぜひ手に取っていただきたい良本です。
それでは次回更新をお楽しみに~
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