中澤のミッション大学英語攻略バイブル 新約篇 1993 中澤一

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

今回はこの書籍を紹介させていただきます。

1993年に発行された「アルファベータ 中澤のミッション大学英語攻略バイブル 新約篇」です。

著者は「英語王2202」シリーズで有名な中澤一先生です。

 

中澤先生の著書を紹介するのは今回で2度目です。以前は難関大学受験生だけを対象にした良質の問題を精選して掲載した「中径出版 中澤一のリーズニング講義 偏差値60以上の英語長文特訓」を紹介させていただきました。

中澤一先生についてはこちらの記事で紹介させていただいていますので、興味のある方は是非、ご覧ください。

↓「中経出版 中澤一のリーズニング講義 偏差値60以上の英語長文特訓 1999」の記事はこちらからどうぞ!↓

中経出版 中澤一のリーズニング講義 偏差値60以上の英語長文特訓 1999

 

今回、紹介いたします「アルファベータ 中澤のミッション大学英語攻略バイブル 新約篇」は中澤先生の著書のなかではネットの情報も少なくマイナーなものです。こちらの書籍は新約篇となっており、長文読解の基礎ができてからの演習編となっています。前編的な扱いで「アルファベータ 中澤のミッション大学英語攻略バイブル 旧約篇」という書籍もあり、逆にこちらは長文読解の基礎を学ぶものになっています。

どちらもミッション大学英語攻略バイブルということで、難関ミッション大学である、上智・同志社・立教・関西学院・青山学院の5大学を意識した作りになっています。

旧約篇、新約篇と聖書とかけていて、ミッション系の大学への参考書らしいネーミングになっています。


では、内容の紹介に入らせていただきます。

こちらは「はじめに」の部分です。

さきほども書かせていただきましたが、本書は旧約篇で長文読解の基礎を学んだ状態で、それを実際に活用し演習問題を解いていく参考書になります。

ですから、まずは旧約篇で基礎をしっかり学ぶことが大事と書かれています。しかし、かなりハードな内容になっているので、それを乗り越えれた人にはそれなりの成果がついてくるようです。中澤先生は最初からハードな方法をおすすめしていて、慣れれば、余裕をもって問題に時間を使えると考えられています。

最初からハードとわかっている分、手を出すのになかなか覚悟が必要ですね。

こちらは「本書の使い方」の部分です。

こちらでも旧約篇の姉妹編と記載されています。まずは旧約篇で中澤式学習法の基礎を学び、新約篇にて受験直前学習に適した実践を行っていくという使い方になります。また、旧約篇の問題演習を中心に14レッスンで構成されていて、この2冊は二つで一つのように書かれています。

また、レッスン14のスペシャル総合問題では聖書の知識を扱った問題になっており、タイトルがミッション大学英語攻略バイブルと謳っているだけあります。

最後の一言からは中澤先生の熱い思いが伝わってきますね。生徒のやる気を鼓舞するスピーチが有名と言われているのもわかります。

こちらは「もくじ」と「問題ページの一部」になります。

中澤先生おなじみのリーズニングの練習をする際の着眼点や対策が記載されており、以前に紹介した「中澤一のリーズニング講義 偏差値60以上の英語長文特訓」でも思いましたが、リーズニングへのこだわりが本当に強く感じられます。


中澤先生の著書の中ではあまり有名なものではありませんが、本書より先に刊行された旧約篇は当時、難関校受験予備校生が争って購入し、全国的に受験英語のバイブルとして高い評価を得ていたそうです。そして、下記のような旧約篇に対しての熱い声により新約篇が生まれたわけです。

  • 長文の取り組み方の甘さを痛感した。
  • 予備校さながらのムードで勉強できる。
  • 自分の解答に自信が持てるようになった。
  • 先生の生徒への言葉で普通の状態の3倍やる気が出る。

受験生の声を見ると中澤一先生は生徒のやる気を鼓舞するスピーチでも有名ですので、本書で勉強していた受験生も文章より、その思いを受け取っていたのだろうなと感じます。

今回、紹介させて頂いた「アルファベータ 中澤のミッション大学英語攻略バイブル 新約篇」いかがだったでしょうか?

中澤のミッション大学英語攻略バイブルは旧約篇、新約篇ともにアマゾンでもお安く購入できますので、中澤式学習法に興味のある方は是非お手に取ってみてください!

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