今回は「駿台文庫 必修英単語 3000選 1985 鈴木長十 伊藤和夫」の紹介です。
英単語は苦手だったり、嫌いだったりとついつい後回しにしてしまう方が多いようですね。
本書は大学入試の観点から重要単語3000点を激選し、最小の時間でマスターできるように編集されています。
著者は鈴木長十先生と伊藤和夫先生です。
鈴木長十先生は現在の駿台予備学校の初代英語主任であり元学長でした。
伊藤和夫先生は2代目英語主任であり、5文型をもとにした英文解釈を提唱し現在の受験英語教育の基礎を作られた方です。多くの受験生や予備校講師に影響を与え「受験英語の神様」とまで呼ばれるほどでした。
残念ながらお二人ともすでに鬼籍に入られておりますが熱弁をふるわれていた時の人気は凄かったようです。
本書の使用方法です。
ページ中程に英単語を学ぶ上での方向性も教えてくれています。
メインの英単語はPART ONE (高校程度の必須単語)と
PART TWO(大学入試の重要単語)に別けられております。
同音異義語も掲載しています。
他にも両先生の作品として「新・基本英文700選」があります。
こちらは改訂版ですが初版は1968年とかなりの歴史を持っています。
ちなみにAmazonにはたくさんのレビューがありましたが、賛否両論のようでした。
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