天才パズル1 知能指数180に挑戦! 多湖輝訳編

本日は一風変わった趣向を凝らし、皆様に楽しんで頂きたく絶版書の中から厳選した本を紹介させて頂きます!

今回は三笠書房から出版されています、『天才パズル1 知能指数180に挑戦! 多湖輝訳編』です。


皆様、知能指数という言葉をご存知かとは思いますが、実際にはどのようなものを表すのか、具体的におわかりでしょうか?

知能指数とは Intelligence Quotient いわゆる「IQ」と呼ばれるもので、数字であらわした知能検査の結果の表示方式のひとつのことを指します。近年では「同年齢集団内での位置」を基準とした方式がとられており、基準値が100となります。数値としては、85–115の間に約68%の人が収まり、70–130の間に約95%の人が収まると言われていますので、サブタイトルにあります知能指数180とは一般的な域を遥かに超えているということがご理解頂けるかと思われます


では、こちらの本を訳編された多湖輝先生を少し紹介させて頂きます。

この本は、アメリカ人のジェームズ・フィックスという方が書いた本の翻訳をしたものでして、一から書かれたものではありません。一体どのようなお方なのかというと、

東京未来大学名誉学長。千葉大学名誉教授。東京都「心の東京革命」推進協議会会長、特定非営利活動法人「0歳からの教育」推進協議会理事長、東京アマチュア・マジシアンズクラブ会長、日本創造学会名誉会長、ニンテンドーDSソフト「レイトン教授と不思議な町」を監修などと、様々なご活躍をされています。

ご自身で出された本としましては、1966年に発表した思考パズル本頭の体操シリーズが累計部数1200万部を超えるベストセラーとなり、以来約40年間に23巻までの続編が出版されています。また「頭の体操」という言葉そのものも、思考パズルやクイズの代名詞として日本では広く定着していますので、皆様もどこかしらでこのフレーズを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

残念ながら多湖先生は2016年に病気が元で亡くなられておりますが、多大な功績を残された方には違いありません。


さてさて、気になる内容ですが・・・

なにやら難しそうであり、面白そうな分野で分かれていますね。日常ではあまり使用しないような言葉が並んでいます。

早速ですが実際に問題を解いてみましょう!3問ご用意いたしました。

皆様はすぐに答えが出ましたでしょうか?

 

答えです。(きちんと解答は書かれていませんが)

3つ全てわかった方は知能指数がかなり高いはずですよ!ちなみに私は3問目だけしか わかりませんでした(笑

この他にもマッチを使った問題など、見ているだけでも面白い問題がたくさん収録されています。

 

日頃お仕事で疲れた頭の体操にはなかなか良い一冊になっております。

今後もこのように学習参考書以外にも面白い内容の本がありましたら

紹介いたしますので、是非とも御閲覧宜しくお願い致します。

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  1. 文英堂 シグマ・ベスト 解明英文法 1973 吉田正俊

  2. 旺文社 なべつぐのあすなろ数学Ⅰ 1987 渡辺次男

  3. 数研出版 精説 生物 1964 秋田康一 細井輝彦

  4. 代ゼミ 数学バイブル代数幾何微積分’92 長井敏弘

  5. SEG出版 入試数学闘う50題 小島敏久 米谷達也

  6. 東京大学 総合研究 その歴史・学生生活・就職先・入試ほか 日本リクルートセンター出版部 1979

  7. 奇跡の高校数学Ⅰ 入江伸

  8. 桐原書店 大学受験スーパーゼミ⑦古文読解の技術100上下 土屋博映

  9. 河合出版 理系数学の原点 vol.3 1998 諸橋実

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