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今回はこの書籍を紹介させていただきます。
「代ゼミ 61年度 主要大学 フランス語入試問題集」です。
そもそも大学入試で英語と比較するとフランス語は圧倒的に受験者も少なく、それに対応するテキスト類もあまり出回っておりません。
実際、弊社に入ってくる機会もあまりなく、珍しいテキストということで今回こちらを紹介させていただきました。
日本では現在、英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語がいわゆる「外国語」として受験出来ます。
勿論、これはどこの大学でもというわけでは無く受けられる大学に限ります。
ですが下記の目次を御覧ください。
以下は割愛させていただきますが、それ以外にも受けられる大学は沢山あります。
比較的新しく導入された中国語や韓国語はともかく、フランス語ドイツ語は名門国公立を初め今や多くの大学で受けることが出来ます。
次に受験者数ですが英語以外の外国語を受ける人は圧倒的に少なくフランス語もまた同じく、上の画像の中頃にあるように学習環境が整っておらず参考書や問題集などは皆無とされています。
大学入試センターのデータによりますと、平成26年度の英語の受験者数が約52万人なのに対し僅か134人となっております。
平均点が英語の59.43点に対し、フランス語は77.85点と約18点も高くなっています(100点満点に換算した点数)。
これは出題問題が英語より比較的難易度が低い傾向にあるようです(聞くところによると仏検3級と同じかやや難しいぐらい)。
ただこの平均点は日系の方や帰国子女など、純粋に生活の場で培ってきた方も多く受験しているためこのような結果になっていることもあり、一概に簡単だから点数も高いとはいえないようです。
当参考書に掲載されている問題を幾つかご紹介いたします。
日本語訳などを確認したところ確かに、一般的な受験英語の参考書より簡単な内容でした。
ですがフランス語自体が英語より遥に難しいとされています。
有名な点として、発音、過去形、男性詞・女性詞の区別、とこれらがよく挙げられるのではないでしょうか?
結局の所、入試までの3年程で合格ラインまで持っていくのは困難な道のようですね。
またフランス語で合格出来たとしても、大学にもよりますが英語の授業が普通にあったり、フランス語の先生が英語を例として説明したりと英語の勉強は必要みたいですね。
ですが、フランス語は英語に次ぐ2番目に多くの国・地域で使用されている言語です。
参考書の希少性も合わせて我が国がどの程度「フランス語」というものを重要視しているかを知るためにご一読してみてはいかがでしょうか?
コメント失礼します。
こちらをどこかで手に入れることは可能でしょうか。今年京大をフランス語受験するのですが、資料がなくて困っています、、、
ご投稿ありがとうございます。こちらは弊社で2018年に2回販売させて頂きましたがなかなか入手しづらいものとなっております。次回いつ入荷できるかは全くの未定となっております。誠に申し訳ございません。もし再度入荷しましたら弊社のヤフオク!にて販売させて頂きます。
https://auctions.yahoo.co.jp/jp/show/rating?userID=torigakari_1go&u=%3Btorigakari_1go&role=&filter=0
よろしければ定期的にウォッチしていただければ幸いです。この度はお力になれず誠に申し訳ございません。今後ともよろしくお願い申し上げます。